1,800円以上の注文で送料無料

雨の中の涙のように 光文社文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-01-04

雨の中の涙のように 光文社文庫

遠田潤子(著者)

追加する に追加する

雨の中の涙のように 光文社文庫

定価 ¥770

330 定価より440円(57%)おトク

獲得ポイント3P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

2/22(土)~2/27(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2023/08/09
JAN 9784334100032

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

2/22(土)~2/27(木)

雨の中の涙のように

¥330

商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/01/23

遠田さん、相変わらずとても良い作品を書きます。今まで読んだことのないような視点から、それぞれの登場人物によって1人の男性にまつわるストーリーが語られていて興味深かった。最後の終わり方も考えさせられるものがありました。

Posted by ブクログ

2024/11/24

初めての遠田潤子さん、こんなに面白いなんて! 北上次郎氏がこの人の本は〜ってよく話題に出していたのでずっと気になっていた。 今作は連作短編集で、中心にいるのは堀尾葉介という芸能人。 過去に取り返しのつかないことや何かに囚われている人たちが彼との邂逅で人生を前に進めるだけの力をもら...

初めての遠田潤子さん、こんなに面白いなんて! 北上次郎氏がこの人の本は〜ってよく話題に出していたのでずっと気になっていた。 今作は連作短編集で、中心にいるのは堀尾葉介という芸能人。 過去に取り返しのつかないことや何かに囚われている人たちが彼との邂逅で人生を前に進めるだけの力をもらうみたいな話。 ぜんぶで8話あるけど全てがとんでもなく面白い。 2話目の時点でこのまま読み終わりたくないなって感じるくらいストライクすぎた。 探偵の話もいいし、炭焼きの話も好きだし、たまご屋さんの話もいいなあ。 遠田さんの持ち味はもっと人が苦しむ話が多いみたい(笑)今作は明確に救いが待ってるので安心できた。

Posted by ブクログ

2024/07/16

堀尾葉介という1人の芸能人を軸にして紡がれる短編集。と同時に、堀尾葉介自身の物語として成立する長編小説でもある。悔恨と愛憎と狂気が混在する世界観ではあるが、くるんでいるオブラートが厚すぎて、どれも少しばかりきれいすぎるのが物足りない。それでも登場する映画のタイトルが知っているもの...

堀尾葉介という1人の芸能人を軸にして紡がれる短編集。と同時に、堀尾葉介自身の物語として成立する長編小説でもある。悔恨と愛憎と狂気が混在する世界観ではあるが、くるんでいるオブラートが厚すぎて、どれも少しばかりきれいすぎるのが物足りない。それでも登場する映画のタイトルが知っているものばかりだったのは幸運だった。特に真夜中のカウボーイとスカーフェイスは大好き。そして中島みゆきさんの船を出すのなら9月も好きでした。それにしても遠田さんって、本当にストーリーテラーですよね。 でも本音は、それまで美しかった短編の世界観が、最終話でもっと劇的に醜く姿を変える様が見たかった。次も期待しています。

Posted by ブクログ