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ブルーハワイ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2023/08/02 |
JAN | 9784103510147 |
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ブルーハワイ
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商品レビュー
3.7
22件のお客様レビュー
燃え殻さんのエッセイ好きです。小説も好きだけど、エッセイはもっと好き。 年齢は私より少し上で、若いころに聴いていた音楽などの話題が出てきたりするから、その当時の空気感とかも一気に蘇る。そういうところも好きな理由かもしれない。 1つのエピソードが数ページで終わるのだけど(挿絵もま...
燃え殻さんのエッセイ好きです。小説も好きだけど、エッセイはもっと好き。 年齢は私より少し上で、若いころに聴いていた音楽などの話題が出てきたりするから、その当時の空気感とかも一気に蘇る。そういうところも好きな理由かもしれない。 1つのエピソードが数ページで終わるのだけど(挿絵もまた味があって良い)大抵のエピソードは、日々起こるドラマチックでも何でもない話で、乾いた哀愁が漂う。 現在の状況から過去の回想に移り、そしてまた現在に戻ってくることもよくあり、そこにノスタルジーを感じる。 日常を生きていても、そういうことってある。通りかかったお店を見て「ここあの人と来たことあったなぁ」と思い出し、そこから派生して些細な出来事を瞬間的に思い出したりする。 このエッセイの良いところはそこに意味を持たせようとしていない(と感じる)ところで、何か起きた出来事や過去のことに意味付けするのは案外簡単なのだけど、実際はそんなに意味のないこともある。 経験をすべて糧にしたいとは思っているけれど、明らかに経験しないほうがよかったこともあるし。笑 だから意味付けではなく「あんなこともあったねぇ」と、肯定でも否定でもなく事実をただ振り返る、みたいな空気感が心地良く感じるのだと思った。 印象的なエピソードを1つ挙げると「気に入って毎日行くようになったお店(本書の場合は喫茶店)で常連さん扱いされると途端に行きたくなくなる」というものだった。 私も飲食店をやっていたので、大抵の人は常連さん扱いを喜ぶのだけど、そうじゃない人もやはりいるのだな、と。 「認識されたい」という自己顕示欲が強いタイプが多い世の中で、認識されることに戸惑いや少しの嫌悪を感じる人もいる。 そんな風に、有名作家になっても変わらないスタンスだから、こういう空気感のエッセイが生み出せるのかな、と思った。
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相変わらずの燃え殻さん節が、安心する 一方で。確かに週1回ずつ小分けに読む方がありがたみを感じられやすい
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軽ーい読み物~母に「ここいら辺の子はみんな大学行くのよ」と言われて二浪して専門学校。人に決定を委ねちゃいけないと思った。エクレア工場でバイトしたり、桜木町で無為に過ごしたり、付き合っていた女の子の部屋が目黒だったり、笹塚だったり。テレビの裏側で働いて・・・文体も知らない内に物書き...
軽ーい読み物~母に「ここいら辺の子はみんな大学行くのよ」と言われて二浪して専門学校。人に決定を委ねちゃいけないと思った。エクレア工場でバイトしたり、桜木町で無為に過ごしたり、付き合っていた女の子の部屋が目黒だったり、笹塚だったり。テレビの裏側で働いて・・・文体も知らない内に物書きになって、週刊新潮でエッセイの連載~燃え殻がペンネームだとは思わなかったぜ。1973年生まれ。週に一回読むなら良いけど、纏まると読むのが辛くなる。何かしている合間に読むなら良い。スマホでゲームやっていて特典を貰うために広告を見なくちゃいけない時とか
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