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マインドフル・プラクティス 医療を支えるマインドフルネス ある臨床家の実践
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マインドフル・プラクティス 医療を支えるマインドフルネス ある臨床家の実践

ロナルド・エプスタイン(著者), 土屋静馬(訳者), 塚原知樹(訳者)

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マインドフル・プラクティス 医療を支えるマインドフルネス ある臨床家の実践

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メディカル・サイエンス・インターナショナル
発売年月日 2023/04/14
JAN 9784815730758

マインドフル・プラクティス

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2023/12/15

今までに類を見ない良書であった。医療者のマインドフルネスが仕事に良い影響を及ぼすということが書かれた本である。マインドフルネスを主題としているがいわゆる「スピリチュアル」的な宗教色は薄い。 マインドフルであることが患者の症状の見落としを防ぐということから始まり、医療者のバーンアウ...

今までに類を見ない良書であった。医療者のマインドフルネスが仕事に良い影響を及ぼすということが書かれた本である。マインドフルネスを主題としているがいわゆる「スピリチュアル」的な宗教色は薄い。 マインドフルであることが患者の症状の見落としを防ぐということから始まり、医療者のバーンアウトを防ぐこと、レジリエンスや成長力に役立つこと、組織としてマインドフルであることの意義について書かれていた。治療者の心を整えて医療の質を上げるということについて書かれた医学書は今まで読んだことがなく役にたった。 個人的には思いやりの心が揺らぐときという章に感銘を受けた。患者に対する共感が医療者にも苦悩を呼び、共感的すぎる医療者は傷つき燃え尽きてしまうことがある。思いやりの心は苦悩に接したときの精神的緊張を和らげ、それを克服することができるとのことであった。思いやりを培う方法として慈悲の瞑想が挙げられていた。これは若干「スピリチュアル」な印象で客観性を尊ぶ医療者にはとっつきにくいようにも感じられ、筆者も自分でそのように指摘している。しかし思いやりは医療の心の根本的なところであり重要と思う。脳科学的、心理学的にも考察を加えられていた。 1日何分かの瞑想を習慣にすることで心の安定を図り、協調的な医者患者関係や医療チーム作りに役立てるという方法は非常に興味深いやり方で、実践してみようと感じた。

Posted by ブクログ

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