逢魔が時の花屋で会いましょう キャラ文庫

海野幸(著者), コウキ。(イラスト)

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2023/07/27
• JAN: 9784199011054

商品レビュー

2024/01/26

攻めの蘇芳さんが元僧侶ってことでホラー描写はわりと安心感をいだきながら読めました。攻めも受けも優しい人格で、お互いがお互いのもやもやとしていたところを溶かしていくっていうのがよかった〜！
そんな優しい描写多かったからかホラーというよりはほのぼのBLという感じだった。いや怖いとこはちゃんと怖かったのだけどね！おもしろかったです！

2023/09/10

　光春（受け）のバチバチな片思いからはじまる。攻め←←←←受けという構図が好きなので、わくわくして読んでましたが、どうやら最初から両思いみたいです。

　光春のお人好しがじわじわと不快になる。光春に憑いていた霊が女なのもあって、成仏してこの世に居ないのにそこまで気にかける？　とずっとイライラします。
　色んな男を抱いてきた蘇芳の熟れ感がエロい。脱いだ時に香るでしょ、と腰に香水つけてる理由を明かしたシーンがえっち過ぎた。
　あらゆる仕草、動作、言動が、過去に付き合って男にもそういうことしてたのかなって考えちゃって、光春が嫉妬する――みたいな描写があってもよかったのになって妄想するくらいには良い攻め。
　後々、蘇芳の元カレが現れて、光春がもやもやするところを見れて満足。受けの嫉妬と独占欲は国宝級の可愛さ！

　絵が綺麗だしキャラデザも最高だから挿絵もっとほしかった。
　結構ガチめなホラーのハラハラ感も味わえる新鮮な作品でした。

2023/08/05

正統な(？)心霊もの。寝る前に読んだら怖い夢見た笑
僧侶になったはいいけど、霊感が強すぎて祓うどころかトラブル起こしちゃうからものすごく不本意ながらジョブチェンジした花屋さん×同じく霊感が強くて霊を引き付けちゃうけど、それが霊だと認識してないから幼少時｢誰かいる｣とかいって周りに嘘つき呼ばわりされてからコミニュケーションに臆病になってしまったリーマン。

花屋さんが遊びなれててジゴロすぎる( *´艸｀)でもほんとは努力の人だし光春さんをめっちゃ大切にしてる。
光春さんも臆病ものなのに、変なところ律儀で大胆なの、｢海野先生の受｣って感じで男らしい(*^^*)

蘇芳さん視点も読みたいなあ。ペーパーとかであったのかな？普通に本屋さんで購入したので、本編のみ拝読しました。