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魔王都市 空白の玉座と七柱の偽王 ガガガ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2023/07/19 |
JAN | 9784094531381 |
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混沌と形容するのが最適と思える街を舞台に繰り広げられるは勇者と魔王が作り上げた脆弱な平和を巡る陰謀ですか 勇者の娘アルサリサは父への反発から法に基づいた正義の証明にこだわる。その姿勢が魔王都市で起きた弑王事件の真相へと彼女を導いていくわけか 様々な形で描かれているけど、舞台とな...
混沌と形容するのが最適と思える街を舞台に繰り広げられるは勇者と魔王が作り上げた脆弱な平和を巡る陰謀ですか 勇者の娘アルサリサは父への反発から法に基づいた正義の証明にこだわる。その姿勢が魔王都市で起きた弑王事件の真相へと彼女を導いていくわけか 様々な形で描かれているけど、舞台となる魔王都市は本当に混沌としか言いようがなく、法や行政が機能していないからこそ魔族が振るう力が全てとなっているんだよね そんな場所で法律だなんだと言っても誰も耳を貸すわけもなく。だから魔王都市でアルサリサが真っ当に事件の調査をするという時点で違和感が凄まじいのだけど、それ故に彼女が本気で事件に取り組んでいる、正義の名の下に犯人を捕まえようとしているという点が伝わってくる そうしてアルサリサが正義を意識すればする程、彼女の相棒となるキードの無法っぷりが見えてくるね 冒頭シーンで彼が闇に属する者だと描かれているせいもあるだろうけど、およそ治安維持機関の人間とは思えない態度を何度も披露する そうした面はアルサリサのパートナーとして相応しくないとしか言い様がないんだけど、結果的に硬派なアルサリサと柔軟なキードというバランスが成立しているね このような凸凹コンビはミステリを始めとして冒険活劇の多くに用いられる魅力的な様式であるんだけど、それでも魔王都市に蔓延る僭主七王が曲者だらけなものだから調査も思うように進まない というか、事情調査の最初の相手として選んだのが僭主七王のイオフィッテな上に会話中に彼女が襲撃されるとかその時点で事件が全く持って単純なものでないと伝わってくるし 調査がそのような推移を辿れば硬派なアルサリサが主では早くに行き詰まっていただろうけど、事件の暗部に手を突っ込む段階になれば闇に慣れているキードが主となりアルサリサを引っ張る構図となる 凸凹コンビの主従が代わる事で難局を乗り切るわけだ 特に面白いのはキードの影響を受けてアルサリサが少し柔らかくなり、遂には商店の襲撃までしてしまった点だろうか キードに乗せられた挙げ句、往来で潔白を名乗る彼女の様子は流石に笑うしか無い アルサリサとキードの調査がある段階から飛躍的に進展し、更にはその辺りからキードの正体が垣間見えてくる流れには何度も驚かされたな キード属する派出騎士局第四課が何やら事情がありそうな場所だったけど、その中身が想像以上の曲者で驚かされたし、キード自身の来歴にも驚かされたよ 彼の行動にはずっと不審感を覚えていたけど、彼が名乗った正体によってその行動が信念に基づいていたものだとようやく納得できたね アルサリサとキードの活躍に拠って事件は無事に解決。事件後にあのお硬いアルサリサがいい加減なキードを最良の相棒と認める展開は良かったな 無茶苦茶にも程が有る今回の事件が融通が利かないアルサリサを確かに変えたのだと思えたよ 一方でキードの方はアルサリサ程に認識や態度が代わっていないような… どちらが主従か判らない凸凹コンビ、今後はアルサリサがキードの思惑を超えられるかどうかが焦点になりそうな予感
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魔族と人間が共存する世界における、堅物サラブレッドと、なまくら捜査官が、七柱の魔王の内の一柱が殺された事件の真理を追うバディモノ。 魔族同士の争いや、魔族と人間の関係性等を初めとした、ダークな世界観が非常に良くできており、王道の面白さが感じられる作品でした。 特に、二人のバディの...
魔族と人間が共存する世界における、堅物サラブレッドと、なまくら捜査官が、七柱の魔王の内の一柱が殺された事件の真理を追うバディモノ。 魔族同士の争いや、魔族と人間の関係性等を初めとした、ダークな世界観が非常に良くできており、王道の面白さが感じられる作品でした。 特に、二人のバディの凸凹感や、二人の考え方が違っていても徐々にお互いに信頼してくる所は好み。情報量が多く、やや冗長に感じられた所もありますが、各所に散りばめられた伏線を丁寧に回収していく所など、話運びが非常に丁寧で良いと感じました。
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