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いとはんのポン菓子 光文社文庫
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いとはんのポン菓子 光文社文庫

歌川たいじ(著者)

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いとはんのポン菓子 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2023/07/12
JAN 9784334795597

いとはんのポン菓子

¥110

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2024/03/19

戦時中に食べるものがなく死んでいく子供達を見て、 自分が子供の頃に見たポン菓子の機会を作ろうと決意。 色んな困難を乗り越えてやり遂げるいとはんの話。 戦争で儲けようとする人たちへの思いなども描かれていた。

Posted by ブクログ

2023/12/15

良かった! 素敵な作品に出会ってしまいました。 まさか素朴でどこか懐かしいあの「ポン菓子」に、こんな誕生秘話があったなんてビックリです。 京都の旧家の長女で裕福な家庭で何不自由なく育ったトシ子。機械に興味があり工学部に進みたくても「女性は結婚して子を生み育てるもの」という考えが...

良かった! 素敵な作品に出会ってしまいました。 まさか素朴でどこか懐かしいあの「ポン菓子」に、こんな誕生秘話があったなんてビックリです。 京都の旧家の長女で裕福な家庭で何不自由なく育ったトシ子。機械に興味があり工学部に進みたくても「女性は結婚して子を生み育てるもの」という考えが当たり前の時代、女学院に進学し教師となる。 戦争のせいで食べるものがなく、栄養失調で次々と教え子たちが亡くなる場面に遭遇したことで、子どもたちを救うために決意する。 『私は子どもらにポーン菓子、おなかいっぱい食べさせたるねん。』 作品を通して戦時の日本がどんなに悲惨な状況だったかがうかがえる。 「ポン菓子製造への挑戦」を描きながら、トシ子という女性を通して戦争の理不尽さ、怒りや哀しみが描かれています。 「飢えて死んでいく子どもたちを救いたい」 その一念で、ひたすらにがむしゃらに奮闘するトシ子の姿に感銘を受けた。 まだ19歳の女性が機械の製造工場を立ち上げるため北九州に単身で乗り込み、壁にぶつかりながらも信念を貫く姿に胸が熱くなりました。 これは映像でも見てみたい作品。

Posted by ブクログ

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