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パチンコ(上) 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2023/07/05 |
| JAN | 9784167920746 |

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商品レビュー
4.5
27件のお客様レビュー
★★★★★ 韓国から日本に渡った一人の女性、彼女の人生で絶えることなく続く苦労と小さな幸せと愛。人生はパチンコの如く。負けると決まっている勝負、なのに続けてしまう。力強いエピック。 ★★★★★ Life of a Korean woman who survived all th...
★★★★★ 韓国から日本に渡った一人の女性、彼女の人生で絶えることなく続く苦労と小さな幸せと愛。人生はパチンコの如く。負けると決まっている勝負、なのに続けてしまう。力強いエピック。 ★★★★★ Life of a Korean woman who survived all the difficulties the life threw at her. And about her beloved ones, Korean or Japanese. Life is a Pachinko. It’s not fair. You’re bound to lose. But you keep playing. An epic. Pachinko Min Jin Lee, 2017
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情景が浮かびやすい 社会の底辺に属する者は誰であれ、人生について、何をどこまで望んで許されるかについて、我慢することに慣れている。 長男がまだ赤ん坊だったころのこと、いまでも忘れられませんよ。抱っこするたびに胸がいっぱいになってね。かごいっぱいに盛った新年のお餅みたいに真っ白...
情景が浮かびやすい 社会の底辺に属する者は誰であれ、人生について、何をどこまで望んで許されるかについて、我慢することに慣れている。 長男がまだ赤ん坊だったころのこと、いまでも忘れられませんよ。抱っこするたびに胸がいっぱいになってね。かごいっぱいに盛った新年のお餅みたいに真っ白で──つきたてのお餅みたいに柔らかくて、ぽちゃぽちゃして。いかにもおいしそうだったから、一口かじってみたくなったりして。 「ねえソンジャ、女の一生なんてね、ひたすら働いて辛抱するだけなんだよ。一つ辛抱して、また次も辛抱して。苦労に終わりはないって覚悟しておくといい。あんたもそろそろ一人前の女だからと思ってこんな話をするんだけどね。女の人生はどんな男と結婚するかで決まる。ちゃんとした相手ならいい人生になるし、悪い男なら、苦労ばかりの人生になる。でもね、相手がどうあれ、辛抱はつきもの。ともかく一生懸命働くこと。貧乏な女の面倒なんて誰も見てくれないからね。自分だけが頼りなの」 島で生まれた者はほかの者とは違う。自由な精神を与えられている あきらめずに続けることが何より肝心だ。人は誰しも持って生まれた才能を伸ばさなくてはならない。アッパを喜ばせたいなら、これまでどおりのことを続けなさい。どこへ行こうと、おまえはうちの家族の代表だ。りっぱなふるまいをしなくてはいけない。学校でも、町でも、世界へ出ても。誰が何を言おうと関係ない。誰が何をしようと関係ないんだよ 動揺した様子はかけらもなく、言葉の一つひとつに確信がみなぎっていた。ハンスがわずかなりともためらいを見せたことは一度もなかった。 「日が暮れるころ、全員でこの店に来なさい。キムが店の入口を開けておく。疎開することを誰にも話してはいけないよ。ほかの住人が脱出を試みる前に大阪を離れなさい」ハンスは立ち上がり、ソンジャをまっすぐに見つめた。「ためらう者は置いていくしかない」 ハンスは両方の眉を上げただけで何も言わなかった。どんなときもよけいなことは言わずにおくのが得策だ。 ソンジャはどうしていいかわからなかった。感謝していないわけではない。それよりも、自分の人生が、無力さが、恥ずかしかった。陽に焼けた両手、汚れた爪で、櫛さえ通していない髪に触れた。こんな姿をハンスに見られたくなかった。自分はもう二度ときれいにはなれないのだとふいに思った。 その種の会合に参加するときは、自分の頭で考えろ。何が起きようと自分の利益の拡大を図れ。連中がだめなのは──日本人も朝鮮人も等しく──集団の利益を優先するからだ。だが、真実を教えてやろう。博愛的な指導者などこの世に存在しない。私がおまえを守るのは、おまえが私の下で働いているからだ。おまえが愚かな行動、私の利益に反することをしたら、そのときからおまえを守れなくなる。いいか、決して忘れるなよ。 ヨセプは家の所有者を近所の人々に伏せた。どんなときも、実際よりも貧しいふりをするほうが賢明だ。 家を正面から見ただけでは広めの簡素な家としか見えなかったが、なかに入ってみると、際だって清潔で整理整頓が行き届き、本格的な台所には夜間に手押し車を置いておく場所もしっかり確保されていた。
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上巻を読了。関西出身なので朝鮮学校が身近にあり、チマチョゴリを来た学生を普段から見慣れていたのだけど、彼らが主人公の子供や孫のように思い返されて今になってしみじみとした。韓国併合や戦後の混乱については歴史としては習うけれども、実際のだれかの物語を垣間見ることで肉付けされていく。悲...
上巻を読了。関西出身なので朝鮮学校が身近にあり、チマチョゴリを来た学生を普段から見慣れていたのだけど、彼らが主人公の子供や孫のように思い返されて今になってしみじみとした。韓国併合や戦後の混乱については歴史としては習うけれども、実際のだれかの物語を垣間見ることで肉付けされていく。悲しいことがたくさん起こると普段は読むのが辛くなりがちだけど、この物語ではどの登場人物たちも根は清く一生懸命なので、応援しつつ読み進めている。下巻も楽しみ。
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