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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 玄光社
発売年月日 2023/06/23
JAN 9784768317839

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商品レビュー

3.3

44件のお客様レビュー

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2026/08/09

2023年刊行当時、話題となっていた梨さんの『6』。 現在のところ、文庫化の予定はないようです。 予備知識を避けて読み始めましたが、なかなか思考が追いつかず、途中で章タイトルまで戻って読み返すことになりました。 各タイトルなかなかの考察対象です。 「ROOFy」「FIVE b...

2023年刊行当時、話題となっていた梨さんの『6』。 現在のところ、文庫化の予定はないようです。 予備知識を避けて読み始めましたが、なかなか思考が追いつかず、途中で章タイトルまで戻って読み返すことになりました。 各タイトルなかなかの考察対象です。 「ROOFy」「FIVE by five」「FOURierists」「THREE times three」「TWOnk」「ONE」。 数字と英単語、あるいは造語が組み合わされ、一見意味が分かりそうで分からない。 ROOFyは屋上や「もっと上」を思わせ、舞台であるデパートの屋上遊園地とも重なります。 FIVE by five は「5×5」や通信状態を表す言葉でしょうか。ストーリーとも少し結び付いています。 FOURierists は「4」と「フーリエ主義者」を掛け合わせた造語でしょうか。決め手はありませんでした。 THREE times three は、三という数字の反復から、宗教や儀式の象徴でしょうか。内容がマインドコントロールの講義であることもあり、単なる九九以上の意味を持たせているように感じます。 TWOnk はイギリス英語の俗語 twonk を思わせますが、「TWO」を強調した造語にも見えます。 そして最後の「ONE」で、それまでばらばらに思えた六つの物語が、「六道」という一つの流れへ収束していきます。 章タイトルは、「6」から始まり、数字を減らしながら読者を誘導していく、一種の仕掛けかな。 面白かったかどうかで言えば、最後の「ONE」に登場する彷徨う霊体のイメージは、印象的でした。一方で、そこへ至るまでの各章は情景を思い描きにくい部分も少なくありませんでした。読み終えてから再び最初の「ROOFy」に戻ると、また違った景色が見えてくる作品なのかもしれません。 この作家さんは ものすごく頭が良いのか ご自身のイメージが鮮明なのか、 本当に六道を描きたいのか、まだわからないです。

Posted by ブクログ

2026/08/02

単なる怪談や驚かしではなく、じわじわと心がざわつくような言い表せない恐怖を感じました。『6』という数字に纏わる不気味な違和感が残線のようにまとわりつき、読み終えた後も嫌な余韻が残る一冊。

Posted by ブクログ

2026/06/10

六道輪廻がテーマ…なんだろうか。にしては、解脱の理論にも斜に構えているように思えたのだけれど。 怪異譚としては2話が好き。印象的なのは4話かな。

Posted by ブクログ

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