![結婚/毒 コペンハーゲン三部作](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/002008/0020084834LL.jpg)
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結婚/毒 コペンハーゲン三部作
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 2023/06/20 |
JAN | 9784622096160 |
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結婚/毒
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『子ども時代』 6章の冒頭に _子ども時代は棺のように長く、窮屈で、自分では抜け出せないものだ。_ とあり 深く頷いてしまう 左翼思考の父、美人で俗物な母、母に似て美しい子どもだった兄エドウィン、恐れを知らない女の子 友人のルット。そして早くから読み書きのできた 本好きで詩人にな...
『子ども時代』 6章の冒頭に _子ども時代は棺のように長く、窮屈で、自分では抜け出せないものだ。_ とあり 深く頷いてしまう 左翼思考の父、美人で俗物な母、母に似て美しい子どもだった兄エドウィン、恐れを知らない女の子 友人のルット。そして早くから読み書きのできた 本好きで詩人になりたい少女トーヴェ。 圧倒的な母と、ちょっと悪い友だちルットへの思い、そして詩を書く姿もなんとも共感できてしまい、貧困といえども やはり懐かしい少女時代にしっかり心つかまれる。 私が好きだったのは「青春時代」 最初のエピソードが最高。初めて仕事に就いたトーヴェ、とある家のメイドだ。しかし初日にグランドピアノをブラシで磨いて傷をつけてしまい、そこの家の子どもを連れて逃げ、どうしたものかと母に打ち明けたときのエピソードが最高。 タイプライターを練習しながら何とか務めたロングレン夫人の印刷所では、トーヴェの詩の才能が喜ばれる。 演劇をはじめ、そこで知り合ったいつも男を探してる美人のニーナ(高校時代の友人そっくりで懐かしい)。 最後のときを母が看病したロサリアおばさんの死のにおい。。 少しずつ大人になり 寒そうなアパートに一人暮らしを始め(自分のひとりの部屋を持った)詩を書くトーヴェは羨ましいほど。そしてついに『野生の小麦』という(素敵なタイトル!)若い人たちのための文芸誌に詩を載せてもらう。ヴィゴー・Fとの出会い、初めての詩集。青春の物語ってほんとに… 好き! そして問題の「結婚/毒」の章に入ってゆく… 詩集が出版され、作家として有名になっていくトーヴェ。ヴィゴーを通じて出会う若き作家たちとの交友… 結婚生活のうまくゆかなさ。子ども。そして、薬…読んでいてもどかしいけれど、あ、これで幸せに子どもたちと暮らせる!って思ってたところで…あーもーいっきに読ませる最終章。「私が私らしくいられるのは、書いてる時だけなの」 書いていて欲しかった… 最近よく聴くワード「オートフィクション」自伝的小説ですが、この表紙のトーヴェの満足そうに煙草をくわえたお顔見てたら この人のこと知りたくなりますよね! 女の子大好き!女性の生き方を女性が訳すことで もっと好き!フェミニズム文学とかなんとかはどっちでもいいよー 参加した読書会で訳者の枇谷さんが仰っていたこと。 最後の章には 有名人たちの名前が出てくるゴシップ的な面白さもあったとのこと なるほど。しかし日本人にはデンマークの文学があまり馴染みなくて残念!そういうのを読み解くファンブックがあったらと思ってしまった。
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デンマークの女性作家。読むまで知らなかった。 読書会の課題になったもののわりと分厚く(422p)て期日までに読了できるのか不安だった。3部から成り立っている。子供時代、青春時代、結婚/毒。毒が何を意味するのか分からずに読んでいてそこに陥っていく様を夢中で読んだ。 貧しくてつまらな...
デンマークの女性作家。読むまで知らなかった。 読書会の課題になったもののわりと分厚く(422p)て期日までに読了できるのか不安だった。3部から成り立っている。子供時代、青春時代、結婚/毒。毒が何を意味するのか分からずに読んでいてそこに陥っていく様を夢中で読んだ。 貧しくてつまらない女性作家と呼ばれてきたこと、主婦であることや当時の出版事情なども知れる。現実の部分と虚構の部分もあるのだろうけどあえて現実だとだまされてもいいような気がする。
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出版社(みすず書房) https://www.msz.co.jp/book/detail/09616/ 内容・目次・訳者あとがき (https://magazine.msz.co.jp/new/09616/) 書評情報
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