彼女たちの20代

山口路子(著者)

• 販売会社／発売会社: ブルーモーメント
• 発売年月日: 2023/06/15
• JAN: 9784910426068

商品レビュー

2024/09/01

◯カトリーヌ・ドヌーヴ
・過去の栄光に満足するなんて嫌。私はなんであれ凍りついたものが恐ろしいの。

◯フランソワーズ・サガン
・恋愛とは、まずは自分を語りたいという欲求であり、自分が存在していること、しかも魅力的に存在していることを、他人の視線のなかに認めたいという欲求なのです。

・ふたりの関係が終わりだと感じるのは、退屈しだすときです。

◯ヴィヴィアン・ウエストウッド
・むやみに買わない。上手に買い物をして、それを長く使うこと。

・ファッションにはなりたい自分に近づくための力がある。

◯オードリー・ヘップバーン
・一流の宝石になるまでは耐えて、理想をもち続けることよ

・コンプレックスは周囲が決めるものではなく、そのひと自身が「感じる」ものなのです。

・一個の道具のように自分を分析するのです。自分自身に対して百パーセント率直でなければなりません。欠点から目をそらさずに正面から向かい合い、欠点以外のものに磨きをかけるのです。

◯ココ・シャネル
・私はこうなりたいと思い、その道を選び、そしてその想いをとげた。そのためにしたことで、人に嫌われたり、いやな女だったとしてもしかたない。

◯マドンナ
・心がけていたことのひとつに、メールや電話では済ませない、必ず会うということがありました。

◯ジャクリーン・ケネディ
・「したたか」は悪い意味で使われることもありますが、「強か」と書くように、本来は強いという意味をもつのです。

◯マリリン・モンロー
・自分が三流だっていうことは、よくわかっていたわ。外側はともかく中身がだめなのよ。安っぽい下着をつけているみたいに。だから勉強したいきもちはすごかった。自分を変えたかった、自分を豊かにしたかったの。それ以外には何もいらなかったわ。

◯終わりに
・20代という時間は、焦燥だけはあって、方角もわからないまま、とにかく突っ走っていた、そんなシーズンだった。

2024/07/19

著名な彼女たち13人の人となり、20代のエピソード、それぞれの生き方に触れられる本。27歳になり岐路に立っている今このタイミングで読むことができて良かった。どの人も興味深かったけど、個人的にサガン、シャネル、マドンナの章が特に好きだった。

2024/07/11

ちょうど自分も20代で、これから先の人生が見えなくて不安で沢山だけど、そんな中この本に出逢えて良かった。彼女達の生き方をみてると今の自分に足りないものが本当に沢山ある、刺さる言葉も山ほどあった。
行き詰まった時はこの本と彼女達の言葉を思い出そう。

•ココシャネル
「かけがえのない人間であるためには、人と違っていなければならない」
「あなたの援助が必要でなくなったとき、私があなたをほんとうに愛しているかどうか分かると思うから」

•フランソワーズサガン
「あなたがたはどんなふうに生きているのですか？人生によって動きがとれなくなってしまう以前に、あなたは誰かを愛しましたか？それから、あなたのほんとうの目の色を、ほんとうの髪の色を言ってくれた人がいましたか？それから、あなたは夜怖がりますか？みな誰もが孤独を感じ、あなたと同様、ほとんど死以上に生きることを怖れているのだということを、あなたは知っていますか？」

•マリークワント
「若さのすばらしい点は、怖れる気持ちはあっても、自分にはできると信じて疑わないところ。」

•マリリンモンロー
「自分らしくなれなかったら何になっても仕方がないでしょう？」