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臨床と宗教 死に臨む患者へのスピリチュアルケア
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臨床と宗教 死に臨む患者へのスピリチュアルケア

孫大輔(著者)

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臨床と宗教 死に臨む患者へのスピリチュアルケア

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 南山堂
発売年月日 2023/06/14
JAN 9784525505615

臨床と宗教 死に臨む患者へのスピリチュアルケア

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2024/02/09
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医師が死と向き合う、死について語ることについての本。 キリスト教の話などは、難しかった・・・。宗教、哲学、文学などの教養がなさすぎて。でも、対談形式なので読む方としては助かります。これを生で対談を聞いても、何を話しているのかフォローできない。本なら読み返せます。 でもやっぱり仏教系はしっくりくるんだとこの本を読んで思いました。 p.28 グリーフケアとは自分自身の痛みや傷つきをまず認め、その上で無力な存在として他者と関わることがその根本にある。 p.29 人の病、老い、死、そういうどうしようもない苦しみに対する苦悩、人類学ではsufferingという。 p.32 病院という患者さんにとってはアウェイの場で、患者さんが生きてきた文脈が剥ぎ取られたような、医療者にとってのホームの環境で死を見ているので、死にゆく人のいろいろなものをすくい取れない部分が結構あるのではないか。 p.34 死を前にした方と関わるしんどさ、重さに関して目を塞ぎ続けたら、もうどんどん文脈を剥ぎ取っていくしか手はなくなってしまうとおもうのですが、そうではなく、そこに飛び込むという逆に感性をもっと豊かに感じ取っていく。その時には知識はすごく力になるので、そういった意味でも死について考えてみるとか、感じてみるとか、一人一人の死に関して患者さんにも丁寧に関わっていく。そういうことがなにかつながりを生み出し、支えになっている面もあるのではないかと思っています。(井口) p.40全ての対人援助職に必要なことだと思うのですが、さまざまな傷や痛みを抱えながら生きてきた自分自身をまず振り返り、自分の傷を癒しておくことはやっぱり必要不可欠なことではないでしょうか。死に代表されるような深い苦しみというのは本人の中だけにとどまらず、否応なく周りの人を巻き込んでしまう面があります。その時に、自分の傷をまず癒しておかないと、そこに巻き込まれた時に反射的に自己防衛してしまい、結果相手をかえって傷つけてしまう、といったことになりかねません。自分の弱さも受け入れ、自分の価値観を把握しながら他者とかかわる、これは知識で鎧をどんどん増やしていこうという方向性とは真逆で、防衛の鎧を外し、他者と関わるある種のしなやかさを身につけるということでもあります。 p.150−151 日本的な瞑想は一点集中的な要素が強いが、ブッダが伝えた瞑想は一点に集中するもの「止」だけでなく、そのエネルギーを使っていろんな物事を深く観察していく「観」があり二つでワンセット。瞑想は、念(mindfulness)⇨定(concentration)⇨慧(insight)の順番。これが「止観」

Posted by ブクログ

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