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人間の仕事 意味と尊厳
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白桃書房 |
発売年月日 | 2023/06/08 |
JAN | 9784561267737 |
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人間の仕事
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ワーキング心理学の主導者ブルスティンの本。 2019年にでたということは、トランプ政権のときで、コロナ前ですね。アメリカ、世界の状況は、そこからさらに厳しいものになっていると思われるが、働くという人間にとって大切な経験がだんだんと崩壊していく感じが間接的にだけど伝わってくる。 ...
ワーキング心理学の主導者ブルスティンの本。 2019年にでたということは、トランプ政権のときで、コロナ前ですね。アメリカ、世界の状況は、そこからさらに厳しいものになっていると思われるが、働くという人間にとって大切な経験がだんだんと崩壊していく感じが間接的にだけど伝わってくる。 原題は、"the importance in an age of uncertainty - eroding work experience in America"ということで、なるほどと思う。最近、ウェンディ・ブラウンの新自由主義がいかに人間の内面に入り込んで、人間同士の関係性や幸福を破壊しているかという議論を読んだばかりなので、そこともつながる議論だと思った。 内容としては、「ワーキング心理学」の編著と重なる部分が多く、それほど目新しさはないが、こちらは単著であるため、ブルスティンのメッセージがよりストレートに伝わってくる。 つまり、これまで働くということに関する研究は、そこに選択する自由をもっている比較的恵まれた人を対象にしていたけど、実際は、仕事に就くことができない、働いていてもさまざまな差別があったりして、仕事に意味を見出せないなど、そういう状況がたくさんあるということにもっとフォーカスを向けるべきという主張ですね。 これは、全く、その通りだと思う。そして、分析にあたっては、関係性、社会的構築という視点をいかしながら、ナラティブを大切にしながら、論を進めていく。 章のタイトルが、コンパクトに著者の主張を表現している。 1. 生きていること 生活の中心的役割としての仕事 2. 生き残り、生き生きと働けること 3. 他者と共にいること 4. 私たち自身よりもっと大きなものの一部であること 5. やる気をだし、最高の自分になること 6. ケアできること 7. 抑圧や嫌がらせを受けずに働くこと 8. 仕事がないこと 9. 尊厳を持ち、機会を得て働けること さらに、訳著には付録で、ブルスティンの主張の全体像がみはらせる「働くことの関係性理論」という論文も翻訳されており、至れり尽くせりな感じ。 こうして、全体を読んでみると、これはアメリカの話しなのだが、日本にも十分当てはまる感じはある。というか、これって、当たり前のことを言っているんじゃない?とすら思えてくる。 つまり、心理学というものが、なんだか難しく問題設定をして、さらに分野を分割していくなかで、そして資本主義の暗黙の要請にしたがって、研究費のでる研究にフォーカスがいくなかで、わからなくなっていただけで、ここに書いてあることは、社会で働く人たちは、実感として感じていたことじゃないかと思った。 ある意味、働くということに関する従来の心理学を一旦リセットして、もう一度、スタートラインに立ちましょうという話かもしれない。(もちろん、これまでの研究も役にたつ視点がたくさんあるわけだけど) 個人的には、理論的な観点で、関係性理論、社会構成主義、ナラティヴがどのように研究に組み込まれているのかというのが気になっていた。 しかし、そのあたりは、よくわからない感じもした。よく言えば、そういう専門的な議論を表に出さずに、普通の人が読んでも理解できるように書いたということなのかな? この本の中核は、さまざまな人へのインタビュー、ナラティヴ・インクワイアリーというものによって構成されているようなのだが、その手法はよくわからない。いわゆる定性的な研究をどう全体として構成していくのか、というのは疑問というか、知的好奇心として残った。
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還暦過ぎの僕は、仕事は「お金を稼ぐ手段」でなく「人生を幸せに過ごす手段」と考えている。読書、ウォーキング、釣りなどを日々することが仕事、おかしいかな #人間の仕事: 意味と尊厳 #D.L.ブルスティン 23/6/8出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい...
還暦過ぎの僕は、仕事は「お金を稼ぐ手段」でなく「人生を幸せに過ごす手段」と考えている。読書、ウォーキング、釣りなどを日々することが仕事、おかしいかな #人間の仕事: 意味と尊厳 #D.L.ブルスティン 23/6/8出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/3IVUgn5
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