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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ほぼ日 |
発売年月日 | 2023/06/07 |
JAN | 9784865017748 |


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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
▼料理研究家・飯島奈美さんが、小説家・重松清さんの描くショートストーリーに合った料理を作る。重松さんのショートストーリーは1月から12月のまでの12編。それぞれ季節を意識した、各回代わりの主人公たちの物語。市井のありふれた平凡な人、たいていは勤め人、などの家族との物語が多く、物語...
▼料理研究家・飯島奈美さんが、小説家・重松清さんの描くショートストーリーに合った料理を作る。重松さんのショートストーリーは1月から12月のまでの12編。それぞれ季節を意識した、各回代わりの主人公たちの物語。市井のありふれた平凡な人、たいていは勤め人、などの家族との物語が多く、物語の中に一応必ず何かの料理が出てくる。あるいは料理名は言及されないけれど、料理や食べ物が出てくる。その掌編を受けて飯島さんがその料理を考えて、写真とレシピと解説を載せる。そういう趣向です。「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載だったそうです。「ほぼ日」と飯島さんが確かお付き合いがあるんですよね。 飯島さんは言ってみれば今風(死語?)な料理研究家さんだと思います。メディアとの関係が上手です。もちろん、料理の魅力を伝える人としても大変に魅力があります。 【例えば】定年後に暇を持て余すお父さん。地域のイベントで獅子舞をやるが、上手く行かず‥‥。 【例えば】子育てを終えた夫婦。若い日々のちょっとした思い出から、ずっと続けてきたとある鍋があって…。 【例えば】同じマンションで、就活に苦しむ女子大生、単身赴任のお父さん、伴侶を無くした老女、の三人がすれ違う。それぞれに「辛いこともあるけど何か料理をしようか」。 ▼‥‥というようなお話です。批判的に言えば、浅いなあ、ウェルメイドすぎらぁ、ジュブナイル小説みたいなことだよね、はいはい前向きほっこりね‥‥とも言えます。そういう批判も間違っているとは思いませんが、個人的に言うと小学生の娘を持つ父親としては、こういうのけっこう恥ずかしながら、じわっと胸に来たりもします(笑)。 ▼そういうなんというか、気軽に着れる普段着みたいな本の作り。大変に読みやすい作り。デザインも装丁も。重すぎない。雑誌をふっと読んじゃうくらいの。そういうところは文章も、重松さん、さすがのプロの仕事です。こういう企画自体が、発意が「ほぼ日」なのか飯島さんなのか分かりませんが、上手です。 ▼もちろん、料理写真が大変に美味そうです(笑)。ああ、こういうものを家族で楽しく食べれたら良いなあー…というなんともツマラナイ陳腐な思い(笑)。でも、本音の噴き出るトコロでもありますね。
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