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そして私たちの物語は世界の物語の一部となる インド北東部女性作家アンソロジー
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そして私たちの物語は世界の物語の一部となる インド北東部女性作家アンソロジー

アンソロジー(著者), ウルワシ・ブタリア(編者), 中村唯(監修)

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そして私たちの物語は世界の物語の一部となる インド北東部女性作家アンソロジー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2023/05/28
JAN 9784336074416

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2023/11/16

なんだか北インドの、発展していない(という表現はおかしいが、国際化?していない) 今まであんまり翻訳されていなかった地域の作品らしいです。 「「いい意味で!」」森に住む半動物または半妖精のような、純粋さ素朴さがあり、それゆえ日頃からすさんでいる我々に比べると、感情の反応は鋭敏な気...

なんだか北インドの、発展していない(という表現はおかしいが、国際化?していない) 今まであんまり翻訳されていなかった地域の作品らしいです。 「「いい意味で!」」森に住む半動物または半妖精のような、純粋さ素朴さがあり、それゆえ日頃からすさんでいる我々に比べると、感情の反応は鋭敏な気もするんだが、それを作品として作家が表現できているのかというと。。。。 短短編なのであっという間に終わってしまい、これが文学か、と聞かれると、私にはわからない。

Posted by ブクログ

2023/10/29

紛争や家父長制、DVなど、読んでいて苦しくなる内容のお話が多かったが、自分のインドに対して抱いていた固定観念が覆されたように思う。

Posted by ブクログ

2023/10/14

本書の刊行は、インドのフェミニスト出版社であるズバーン出版と日本の(公財)笹川平和財団がタッグを組んで実現した。 特定地域に住む女性作家達の短編集を読んだのはこれで2回目である。1回目は今年の1月末に読んだ『わたしのペンは鳥の翼』でアフガニスタン、本書はインド北東部に特化している...

本書の刊行は、インドのフェミニスト出版社であるズバーン出版と日本の(公財)笹川平和財団がタッグを組んで実現した。 特定地域に住む女性作家達の短編集を読んだのはこれで2回目である。1回目は今年の1月末に読んだ『わたしのペンは鳥の翼』でアフガニスタン、本書はインド北東部に特化している。 そしてどちらのタイトルも共通して、自分たちの声を本が届けてくれるという希望を孕んでいるように思った。 計8州から成るインド北東部は、中国やミャンマー等どちらかと言えば東アジア地域に隣接しており、我々のよく知るインドの地形から見るとまるで飛地のように映る。 地理上から様々な民族が交じり合い独自の文化を築いてきた一方で、部族間紛争の勃発によりインド「本土」からは煙たがれているという。(日本外務省HPでは今なお渡航禁止を呼びかけている) 東アジア寄りのためか、本書の物語にも我々がイメージするようなインドっぽい名前(と言っても具体例が思い浮かばないが汗)の人物はあまり登場せず、ずっと東アジア系(つまり我々日本人によく似た)の外見に当てはめて読んでいた。 だから本書で浮き彫りにされている社会問題も、一層我が事のようにガンガン響いたのかもしれない。 社会問題は、紛争・テロ・色濃く影を落とす家父長制・DV etc…と、広範囲に及ぶ。 短編「母さんの娘」は我が国でもよく聞くケースだから余計に胸が痛んだし、「我が子の写真」は、詳しくは書けないけど救いがなくてかなりこたえた…。この辺は『わたしのペンは鳥の翼』でも味わった息苦しさが再来してきた感じ。 「赦す力」では、性被害によって追い詰められていた女性が自ら人生を取り戻していく強さを描いている。同じ女性なのに一家の恥さらしだと娘を責める母親やキリスト教精神に基づいて犯人を赦した父親には、どの読者も娘以上に怒りを覚えるだろう。自分も「この世界の家族は本人の気持ちなど分かろうともしない」と半ば諦めていた。 しかしこの後彼女が下した決断は、声を上げるよりももっと大切な意思表示になったと思う。追い詰められても押し潰されずに道を開き、”そこ”に辿り着けた彼女がとても誇らしかった。 悪い話ばかりではない。 個人的に良かったのはナガランド州発の短編「語り部」で、御伽話のような語り口調に束の間のほっこりを覚えた。語り部のおばあさんが自身の幼少期にウツラ(村のおばあちゃん)にしてもらった話と彼女の秘密を説き明かしていくというストーリー。 これもあまり詳しく書けないけど、語り継いだお話が時を経て「熟成」されていくという発想が何か好き!これは「女性ならでは」の枠を飛び越えて、著者のジャミールさんにしか書けないおはなしだ…! 「この1冊でインド北東部の情勢が分かる!」ということはないが、(まだまだ狭苦しい)自分の中の世界地図に新たに描き加えられた。 土地や人々が彩り豊かであることはもちろん、彼女たちが送り出した悲喜交々もちゃんと届いている。

Posted by ブクログ

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