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縄紋 幻冬舎文庫

真梨幸子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2023/05/11
JAN 9784344432963

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商品レビュー

3.3

13件のお客様レビュー

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2024/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真梨幸子さん、女同士のドロドロ系のイメージが強かったけれどこちらはまた全然違う読み味で面白かった。こういう参考文献がズラっと出てくる小説は勉強になる雑学も多くて好き。後半は誰が嘘をついているのかわからない、「信頼できない語り手」の要素もあってわくわくさせられる。 結局『縄紋黙示録』は出版されたのか、反響はあったのか、五十部靖子の裁判はどうなったのかなどわからないまま結末を迎えてしまうのがちょっと心残り。

Posted by ブクログ

2024/02/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

心神喪失を狙って適当に書いた預言の書、のはずが余りにも現実にリンクしている部分が多すぎることに戸惑うことになる作者。興梠なる珍しい苗字でしかも校正者という特殊な職業の人間が、どれくらいの確率で存在するかを考えると、本当にこれは預言の書、ということになってしまうのではなかろうか。アラハバキという謎の神(多分犬の方のマロン)と犬好き殺人犯とストーカー校正者、大麻を吸うおばさん、狂気に囚われた弁護士と編集者、ととんでもない登場人物のオンパレードなのは確か。犬の為に殺人まで犯すのは、ある意味では犬好きの鑑とも言えなくもない、か或いはやりすぎのとんでも人間。普通の人が一人も居ないし、もはや普通に見えなくもない牛来さんも、結構縄紋黙示録なる奇書に精神汚染されている。そもそもまともに思えた最初の人自体が住宅ローン組んでまで、キャバ嬢のマロンちゃんを愛しているストーカー、てとんでもない本でした。で、救世主になるはずの人間はあっさり死に、何故か現実世界にも太陽嵐が押し寄せる。もしかしたら本当にあの世界は滅びの兆しを見せていたのかもしれない。と言うか自然界ではいつだってメスが優位だったりするのに、人間はどうして違うのか。オスが幅を利かせる世界というのはとても特殊に思えてしまうなぁ。だからって、どちらかを奴隷にするのも違うけれど。人間って難しい。

Posted by ブクログ

2024/01/28

歴史的な雑学がいっぱいで読みすすめるのが個人的にちょっと難しかったけど、続きが気になってするする読んだ

Posted by ブクログ

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