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科学と資本主義の未来 せめぎ合いの時代を超えて
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科学と資本主義の未来 せめぎ合いの時代を超えて

広井良典(著者)

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科学と資本主義の未来 せめぎ合いの時代を超えて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2023/04/20
JAN 9784492315477

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商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2024/06/12

『資本主義の次に来る未来』の方法論を日本に当てはめたらどうなる的な本でむちゃくちゃ面白かった 昭和を生きてきたおじいちゃん政治家はこんな考え方しないからあと20年くらいしたら自然とこうなる気もするがそれまで日本が持つかどうか

Posted by ブクログ

2024/06/09

温暖化、資源枯渇、格差など、地球規模で解決困難な課題を世間が認識するにつれて、成長が全て解決するというこれまでの価値観が揺らいでいることは間違いない。本書の序文では、それを、スーパー資本主義・スーパー情報化とポスト資本主義・ポスト情報化のせめぎ合いの時代、と表現している。これまで...

温暖化、資源枯渇、格差など、地球規模で解決困難な課題を世間が認識するにつれて、成長が全て解決するというこれまでの価値観が揺らいでいることは間違いない。本書の序文では、それを、スーパー資本主義・スーパー情報化とポスト資本主義・ポスト情報化のせめぎ合いの時代、と表現している。これまでを振り返り、これからを見通すためには、資本主義と両輪で成長を支えてきた科学技術の役割や本質について理解する必要がある。 …と期待して読んだが、本書を特徴づける科学・技術についての意見が、あまりに私見で読むのがつらい… 〜〜である、〜〜といえる、〜〜な論文がある、から私は〇〇と思う、〇〇ではないだろうか、の飛躍なのか感想なのか、かと言って押しつけない訳でもなく、分からない奴はいないよね、的な。 そもそも科学的な根拠である再現可能性について、本書では疑義を呈しているので、共感できる人に届けばよい位置づけなのかもしれない。 とはいえ、根拠のない私見でも卓見かもしれず、うっかり共感できた内容も結構あった。 特に日本の自治体などと実践しているガーデンシティ的な取り組み、生命科学の進歩・展開についての解釈などは目から鱗であった。 最後に気になった点。年金について、高所得者が年金を多くもらえることが格差を助長する、とあるが、そもそもが保険として払ってるのだから、多く払った人が多くもらえないと不公平な気もする…今までいくら払った人がいくらもらうかという定量的な議論が欲しいところだ。もちろん年金のない人を救済することはやぶさかでないが、それこそベーシックインカム的な解決の方が根本的な気もする。賦課方式なら最初から財源を分けずに北欧のように全部税にしたらシンプルなのに、とも思うが、そんな変革できるわけないか。

Posted by ブクログ

2024/04/13

非常に面白い。 第三の定常化という観点で、無制限の資本主義を考え直す視点は私にとって新しかった。情報と生命のあたりもそんな大局観があるのかと気づきがあった。

Posted by ブクログ

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