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『ドライブ・マイ・カー』論
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 慶應義塾大学出版会 |
発売年月日 | 2023/04/10 |
JAN | 9784766428810 |
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『ドライブ・マイ・カー』論
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
こんなにも持つ感想が人によって違うのかという当たり前のことを考えた。真逆のことを述べていたりする。けど、それが最高に面白かった。最後の濱口さんのインタビューも最高。家宝の一冊です。
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※このレビューにはネタバレを含みます
『ドライブ•マイ•カー』は、人生の中で確実に影響を受けた一作になったのですが、「あのシーンはどういうことだろう」「このシーンは、どうしてこう撮っているのだろう」という点がいくつかありました。 今まで深く考えてこなかった点を、解き明かす一助になりました。 少なくとも、高槻がかなりのキーパーソンになっているのは分かりました(笑) 車の中の語るシーンが、音が高槻の身を借りたように、こちらに語りかけている、というような撮り方になってるのは、おお、と思いました。 あと、そんな人達でも、考察が分かれるのか!と思ったのは、最後みさきが韓国で車を走らせてたシーン。家福も一緒に行ったのだ、と考察してる人と、家福から車を譲り受けたのだ、と考察してる人どちらもいました。自分は、当時、家福から譲り受けたのだと思ったし、今も考えは変わっていません。 確実に、みさきによって救われた部分があったと思いますが、人生を共に歩むというのは、またしっくりこないのです。 そんな、幾重にも考察が可能な『ドライブ•マイ•カー』……おすすめです!
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※このレビューにはネタバレを含みます
冒頭の「ドライブ・マイ・カーのせいで気が狂いそうだ」のところでもうかなり驚いたので記す。 P18の後段。 家福の芝居が終わったあとに、音が若き俳優の高槻を紹介してるシーンについて。 高槻の家福への芝居の感想が「繊細だ」と書いているけれど、誰にでも言える感想で浅薄だと僕は感じていた。 音が高槻の感想が家福について買いかぶり過ぎだと「『変なコ』だと思う」と書いているがそんなことない。 家福悠介・音夫妻を「自己陶酔型ビッグカップル」と書かれているけれど、そこまで自己満足に終始した人たちとも思わない。 P19の、シェーラザードの語りが家福より、高槻のほうが先まではなされてることについて「驚くに値しない」というけれど、驚くよ。 あれは、余りに親しくで大事な人だから先には語れなかったと捉えるべきシーン(と僕は思う)。 突然の盗撮に激高する高槻について「彼の吸収力の早さ」というけれどそういう要素は全く感じなかった。 事程左様に自分とは全く違う見解になっていて、すごく新鮮に思えた。僕は僕の感想が間違っているとは思わない。 筆者も間違ってると思ってないだろうけれど、全く相容れないことは確か。 凄くびっくりしました。 なんと言えば良いのかわからないけれど、非常に興味深い本だということは確実。 非常にエキサイティング。
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