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ニュースの“なぜ?
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ニュースの“なぜ?"は地政学に学べ 日本人が知らない57の疑問 SB新書

茂木誠(著者)

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ニュースの“なぜ?

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 SBクリエイティブ
発売年月日 2023/05/01
JAN 9784815619916

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ニュースの“なぜ?"は地政学に学べ

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商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/08/15

他書とはまた異なる切り口で、しかも、あまり引用されない情報を基に論理展開されていて面白かった。どこから情報を得るのかリソースやルーツを知りたくて著者を検索すると、特定政党と関係のある方。私はあまりこだわりが無いので読書のノイズにはならず、単なる濁りなき情報として楽しんだ。 地政...

他書とはまた異なる切り口で、しかも、あまり引用されない情報を基に論理展開されていて面白かった。どこから情報を得るのかリソースやルーツを知りたくて著者を検索すると、特定政党と関係のある方。私はあまりこだわりが無いので読書のノイズにはならず、単なる濁りなき情報として楽しんだ。 地政学とは何ぞ、から始まる。そして、地政学が日本の軍事面でも経済面でも防衛上重要である事を読者と認識共有し、個別ニュースの解説に入る。で、冒頭の話だが、普段あまり聞かない裏方が登場してくる。調べれば分かるのだろうが、ユダヤ系情報は、その政党との関係も含めて興味深い。 ー ゼレンスキーのスポンサーは、「ウクライナのメディア王」と呼ばれるユダヤ系のコロモイスキーでした。コロモイスキーは徹底的な反ロシア派であり、「アゾフ大隊」という民兵組織をも率いていたのです。 ー ウクライナ危機は、オバマ民主党政権下の2014年に始まりました。オバマといえば、核廃絶のプラハ演説、ノーベル平和賞の受賞、アメリカ大統領として初の広島訪問など平和主義者のイメージを演出した人物です。ところが、これはオバマの「表の顔」でした。オバマはCIAなど謀略機関や、民間の財団をフル活用して、世界中の反米政権を転覆させるという「裏の顔」を持っていました。その結果が「アラブの春」であり、旧ソ連諸国で起こった「カラー革命」だったのです。このオバマ政権と二人三脚で、世界各地の親米勢力に莫大な資金提供をしてきたのが、ウォール街を代表する機関投資家ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ財団でした。ソロスは、ハンガリー出身のユダヤ人です。ウクライナには、独裁的な親露政権に対して抵抗する親欧米派勢力をソロスが支援し、その成果が2014年のマイダン革命… ウクライナ戦争の長期化と西側諸国の経済制裁により、中国がロシアに対してかなり優位に立つことになり、結果、ウクライナ戦争は、中国に巨大な漁夫の利を与える事になると。 ユダヤ系の話以外には、地政学ではお馴染み半導体、台湾問題、エネルギー問題、移民問題など。著者による別本も読んでみたいと思う。

Posted by ブクログ

2024/05/11

2022年以降の最近のトピックスを扱っている。得意でない分野なので一回読むだけでは理解できないが、この本を読むことで世界各国の動きが線で繋がることに感動した。

Posted by ブクログ

2024/01/15

保守派もそうでない人も、一度は読んでみるべき名著。地理や地政学について学問としてしっかり踏み込んだ上で説明してくれるので他の本と一線を画している。 ロシアウクライナ戦争について、アメリカ等の周辺国の思惑も含めて非常にわかりやすく説明している。やはり何と言っても中国の脅威について...

保守派もそうでない人も、一度は読んでみるべき名著。地理や地政学について学問としてしっかり踏み込んだ上で説明してくれるので他の本と一線を画している。 ロシアウクライナ戦争について、アメリカ等の周辺国の思惑も含めて非常にわかりやすく説明している。やはり何と言っても中国の脅威について正しく理解できるようになった。 ロシアウクライナ戦争は決して対岸の火事ではない。台湾を狙う中国の軍事侵攻をトリガーする可能性も秘めている。そしてその中国が次に狙うのは尖閣諸島だ。防衛をアメリカに丸投げしてきた日本の政治を本書は舌鋒鋭く斬る。迫り来る脅威に正しく対応する、強い指導者が望まれる。そしてそれを選ぶのは読者自身だと本書は結ぶ。 深く考えさせられ、政治に対するモチベーションも励起してくれる本だった。

Posted by ブクログ

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