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見川鯛山、これにて断筆 2冊セット

定価 ¥2,933
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商品詳細
内容紹介 | //付属品~外箱、「山医者のちょっとは薬になる話」、「鯛山センセイの生き方」のセット//付属品~2冊セット、外箱付 |
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販売会社/発売会社 | フーガブックス |
発売年月日 | 2004/09/25 |
JAN | 9784902487039 |
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見川鯛山、これにて断筆 2冊セット
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見川鯛山、これにて断筆 2冊セット
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
タイトル通り見川センセの最後の一冊です。 無医村時代だった那須で医院を開き、30年以上にわたって那須のじっちゃ、ばっちゃを描いてきた見川センセ。 やはりお年でしょうし、最愛の奥さんを亡くされた気落ちもあるのかもしれません。活力にあふれた土俗的な艶笑や、能天気な哄笑は無くなり、昏い...
タイトル通り見川センセの最後の一冊です。 無医村時代だった那須で医院を開き、30年以上にわたって那須のじっちゃ、ばっちゃを描いてきた見川センセ。 やはりお年でしょうし、最愛の奥さんを亡くされた気落ちもあるのかもしれません。活力にあふれた土俗的な艶笑や、能天気な哄笑は無くなり、昏い怨念を秘めたような作品も姿を消しました。作品の多くはじっちゃ、ばっちゃの穏やかでささやかな幸せであり、医院も閉じた年寄りの一人暮らしの姿です。奥さんの思い出も若い頃の愛情の溢れた揶揄では無く、素直に懐かしむように描かれます。 この本が出版されて1年を待たず、見川センセはお亡くなりになりました。享年88歳。 本当は☆☆☆。でも、見川センセの最後の1冊ということで☆☆☆☆☆。 一つのケースに2冊の本が入ったちょっと変わった作りの本です。 一冊が見川センセの「山医者のちょっとは薬になる話」。もう一冊は最後の編集者・高久多美男さんによる「鯛山先生の生き方」というルポルタージュです。今回今回私が読んだのは「山医者のちょっとは薬になる話」だけ。「鯛山先生の生き方」については、また日を置いて読んでみるつもりです。
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残念ながら、これにて断筆。もっと元気で長生きして書いてほしかった。何でもない話ばかりだけど、それが心温まる話ばかりで、鯛山先生の人柄そのものでしょう。もう読めない。
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