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COMME des GARCONS 50th Anniversary Issue SWITCH SPECIAL EDITION
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COMME des GARCONS 50th Anniversary Issue SWITCH SPECIAL EDITION

スイッチ・パブリッシング(編者)

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COMME des GARCONS 50th Anniversary Issue SWITCH SPECIAL EDITION

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 スイッチ・パブリッシング
発売年月日 2023/04/25
JAN 9784884186166

COMME des GARCONS 50th Anniversary Issue

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2024/09/10

私のやってきたことは決して芸術家としての活動ではありません。『創造を通じたビジネス』を展開することのみを継続してきました。 「新しいものとはいつもご自分の中にどのように問いかけるのですか?」 「前になかったもの、その定義は単純です。」 「新しいことを探すこと。新しい売り方を探...

私のやってきたことは決して芸術家としての活動ではありません。『創造を通じたビジネス』を展開することのみを継続してきました。 「新しいものとはいつもご自分の中にどのように問いかけるのですか?」 「前になかったもの、その定義は単純です。」 「新しいことを探すこと。新しい売り方を探したい。新しい会社の経営の仕方、何よりも新しい洋服ですが、なんでも人がやってないことをやりたいのです。それが、コム デ ギャルソンなのです」 「自分を表現することがなければ人間ではないし、つまらないと思う」 『大人とはその赤子の心を失わざる者なり』という孟子の言(谷川俊太郎) ーーーーー アーカイブとして、かなり価値のある出版物だと、特にsixの誌面掲載などを見て感じた。 冒頭のインタビュー2つや、山口一郎のインタビューが自分には面白く読めた。川久保玲本人の言葉を聞きたいし、逆に言えば、switchのインタビュアーやライターのエゴや解釈が出た文章はノイズのようにも感じられた。ただこの鼻につく感じは、switch自身がむしろ自らで演出したものなのではないかとすら思う。というのも、インタビューを通して、川久保玲の、switchを含む世間から見られがちな印象(例えば、コムデギャルソンはアートであるといったような)に対してそっけない否定の態度が鮮やかに浮かび上がるような描かれ方がなされていると思ったから。どうなんだろう、この辺の意図は、それこそ僕の解釈でしかないので難しいが。とにかく本人の言葉を読めることに喜びを覚えた。そしてそれらはYouTubeに転載されていた2021年の「不協和音」がテーマの時のメディア露出で語っていた本人の肉声を伴って脳内で再生された。 特にオペラの話あたりを読むに、世間が想像する通りの、所謂アーティスト気質の、こだわりの強い感覚的に仕事をする人なんだろうなあという印象を受けた。その一方で、2020年に始めたというpeople of the year企画は、そのビジネスセンスに(一丁前に)舌を巻くというのが正直なところ。 クリエイター、デザイナーが会社のトップとして、経営のポジションにいるというのがとても興味深いので、そこにフォーカスした特集や書籍があれば是非読んでみたい。 (20240910)

Posted by ブクログ