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敵前の森で

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2023/04/19 |
JAN | 9784575246209 |
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敵前の森で
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
第2次世界大戦の末期、日本の戦況がかなり悪くなってからインドとビルマの国境で行われたインパール作戦での話。 一人の若い日本人の少尉が、悪い戦況の中で次々に下さなければいけない決断についてや、対戦相手のイギリス軍との駆け引き、自分より年上の部下との関係などについて、悩んだり、後悔したりした当時の状況を、戦後、捕虜になり、呼び出しを受けたイギリス軍の語学将校からの質問への受け答えの中で明らかにしていく。 この本を借りた理由は忘れてしまったが、このような本と巡り合うことができて良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すごく衝撃を受ける本だった。戦地で戦った人たちのイメージは,やりたい放題ひどいことやった(ごめんなさい)→『日本軍兵士』のイメージが加わる,まで来てたのだけど,この本みたいな発想は全くなかった。実際はそうだったのでは,と思う。 とはいえ私には難しすぎて,1回目は正直さっぱり分からず(大枠だけは分かって衝撃を受ける限度),2回目読んで大体は理解できたけど理解できていないところ複数残ってるな,という感じ。古処誠二はなぜ直木賞をとっていないのかと書かれた記事を読んだけど,もう少し読んで分かる人の対象を広げてくれたらな有り難いです,と思う。
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戦争ものは好きでは無い。各国がそれぞれの事情で戦っているためにどちらが正しいということが無いためだ。そんな戦争ものを数多く書かれている著者の最新作。第2次世界大戦のビルマを舞台に最前線で起こった現地人の逃走事件を発端に何故起こったのかが、主人公の北原が振り返るという形式で語られる...
戦争ものは好きでは無い。各国がそれぞれの事情で戦っているためにどちらが正しいということが無いためだ。そんな戦争ものを数多く書かれている著者の最新作。第2次世界大戦のビルマを舞台に最前線で起こった現地人の逃走事件を発端に何故起こったのかが、主人公の北原が振り返るという形式で語られる。現代で考えうる最悪の地獄での人間心理には舌を巻く筆力。約200ページちょっとながらずっと緊張感が続いていく。真相は目新しいものではないかと思うが極限状態での日本人らしさに国民性を見た気がする。このジャンルは苦手だが唸る内容。
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