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小説 最後まで行く 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/04/20 |
JAN | 9784087445206 |
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小説 最後まで行く
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小説 最後まで行く
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
映画のノベライズ。まさに"ノベライズ"という感じでした、映画は見てないのですが忠実なのだろうなとなんとなく思いました。いろんなことが次々起きて短い時間のなかで大変な思いをしてるな…どうしてこんなことに…という感じでした。映像で見たら派手なんだろうなというシーン...
映画のノベライズ。まさに"ノベライズ"という感じでした、映画は見てないのですが忠実なのだろうなとなんとなく思いました。いろんなことが次々起きて短い時間のなかで大変な思いをしてるな…どうしてこんなことに…という感じでした。映像で見たら派手なんだろうなというシーンがたくさんあり見てみたくなる。
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確かにとんでもないスピード感に翻弄されるがままの読書でしたね。 はっきり言ってツッコミどころは山ほどあるし心情描写はほぼ皆無で‘起こったことをありのまま話すぜ’という荒々しい読み口なんだけど、確かに『最後まで行く』までページを捲る手を止められなかった。 つい人に話したくなる感じ。...
確かにとんでもないスピード感に翻弄されるがままの読書でしたね。 はっきり言ってツッコミどころは山ほどあるし心情描写はほぼ皆無で‘起こったことをありのまま話すぜ’という荒々しい読み口なんだけど、確かに『最後まで行く』までページを捲る手を止められなかった。 つい人に話したくなる感じ。たぶん時間が経っても内容だけは忘れないであろうノンストップ・クライム・エンタメ小説。 いい加減なんだけど嫌いにはなれない、むしろ好もしい程よい‘いい加減’度合い。セクシーさやキザっぽさを取っ払った初期の『007』みたい。 まずは主人公である〈工藤祐司〉を筆頭とする、事件を追う警察諸君のいい加減さ。ガチの警察小説のような緊迫や凄味は薄く、あっと驚くような捜査展開やスリルがあるでもなく、ヒリヒリするような熱血や高潮があるでもなく、とりあえず次から次へと迂闊に展開が過ぎ去ってゆく。本当に皆さん迂闊。 もう一人の主役〈矢崎〉も本当にくそ哀れなエリート風拳闘士。上辺の知的なスタイルが破れるまでがあっという間。痴的な人。 あとの人物には感情移入しようもないんだけど、やっぱり〈久我山〉サンの顛末には胸が痛む。 繰り返しますが本作はツッコミどころがいくらでもあるし、本作よりも警察内部の切迫だったり犯人捜査にかける妄執だったり、心を揺り動かす人間ドラマなんかを描いた作品はいくらでもあると思いますが、ここまで迂闊に愉しめるエンターテインメントはなかなかないんじゃないかと感じました。 小難しいことは考えず、ぜひどうぞ。 1刷 2024.5.24
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映画を観たかったのですが(韓国映画のリメイクですよね?)、時間が作れず、先にノベライズを読むことにしました。疾走感があってあっという間に読み終えました。読んでいて面白かったです。映画観たいな〜。
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