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どうせ泣くなら恋がいい(1) マーガレットC
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どうせ泣くなら恋がいい(1) マーガレットC

日下あき(著者)

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どうせ泣くなら恋がいい(1) マーガレットC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2023/04/25
JAN 9784088447780

どうせ泣くなら恋がいい(1)

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商品レビュー

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2023/06/24

前作『はやくしたいふたり』が大好きすぎたために、逆に手を出すのを躊躇ってしまっていた新シリーズ。 でも思い切って読んでみたら、最高でした。 前作の主人公はコミュ強ギャル系でしたが、今作は打って変わって友達作りが苦手になってしまった子。みんなの輪に入ろうと必死の愛想笑いを浮かべる...

前作『はやくしたいふたり』が大好きすぎたために、逆に手を出すのを躊躇ってしまっていた新シリーズ。 でも思い切って読んでみたら、最高でした。 前作の主人公はコミュ強ギャル系でしたが、今作は打って変わって友達作りが苦手になってしまった子。みんなの輪に入ろうと必死の愛想笑いを浮かべる様は、誰もが一度は経験したことのある辛さではないでしょうか。 でも、辛いのを辛いだけで終わらせず、ラブコメに繋げてくれるのがこの漫画家さんの魅力です。 前作同様に、吹き出すシーンあり、泣けるシーンありで、話もテンポ良く進みます。 一巻だけでも面白さが充分に詰まっている新シリーズ、今後もとても楽しみです。

Posted by ブクログ

2023/05/17

前作『はやくしたいふたり』が「笑える上に時折じ~んと来る」系の話だったなら、今作は「じ~んと来るし、結構な頻度で笑える」系の作品なのかもしれない そう思ってしまうくらい、主人公穂高の心境が緊張に満ちていたものだったのだから 父親が転勤族である為に幼い頃から転校ばかり。そのよう...

前作『はやくしたいふたり』が「笑える上に時折じ~んと来る」系の話だったなら、今作は「じ~んと来るし、結構な頻度で笑える」系の作品なのかもしれない そう思ってしまうくらい、主人公穂高の心境が緊張に満ちていたものだったのだから 父親が転勤族である為に幼い頃から転校ばかり。そのような人間は新しい環境にはすぐに適応するか、又は環境適応を諦めるかのどちらかの印象だったのだけど、穂高は前者寄りでありながら、心に限界が来ていたタイプか… だからこそ高校の入学式こそ心機一転、新しい人生のスタート地点としたかったのだろうけど、ああまで不幸が重なる事って有る?(笑) おまけに運命的な出会いをした男子高校生とも最悪な第一印象になってしまうし それは傍目にはどう見てもギャグ展開なのだけど、新生活を前にド緊張していた帆高にとって限界を超える一幕で だからといって直ぐに折れてしまうのではなく、「立ち直りたいから」「頑張りたいんです」と開かない扉を叩き続けた姿には感銘を受けてしまったね その脆いのに懸命な姿を見たからこそ湊は穂高に寄り添って、彼女の不安を全て吐き出させてやれたのだろうね そうして辿り着いた高校はそこまで悪い場所ではなかったようで。それでも恒例行事的な対人スキルを発揮して疲労困憊になってしまう穂高は自分で余計な苦労を背負い込んでいる気がしないでもない。まあ、その点は彼女が一番判っているのだろうけど そういった苦労があっただけに彼女と連絡先を交換したいと言ってくれた級友、待っていてくれた湊に救われたのだろうね ていうか、湊は無愛想に見えて随分とイイ男だね。踏切越しに声を掛けられたからってわざわざ歩道橋を使って戻るかね おまけに穂高渾身の感謝に照れてしまうなんて意外性が有るにも程があるよ!穂高が惚れるのも納得というもの 湊に対してどのような想いを抱いているかを聞かれてしまうアクシデントはありつつも、旧友と再会できた事で彼女がこれからは孤軍奮闘ではなく、友達と高校生活を楽しみつつ恋に邁進していくのだと感じられたね 取り敢えずは宿泊オリエンテーションが勝負となるのかな? それにしても、湊と一清の関係性って何なんだろう…?同居している?て事は親戚か何か? あと、小5の時にクラスメイトだったえなちときーちゃんと高校で再会でき、更にそこに一清も居たと云うなら、湊も当時そこに居たのではないかと期待してしまうけれど……?

Posted by ブクログ

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