私をふったはずの美貌の伯爵と政略結婚…からのナゼか溺愛新婚生活始まりました!? 蜜猫文庫

山野辺りり(著者), ことね壱花(イラスト)

• 販売会社／発売会社: 竹書房
• 発売年月日: 2023/04/21
• JAN: 9784801935150

商品レビュー

2023/10/27

作者様読みです。
気の強いヒロインちゃんが可愛い。
タイトル通り、昔手酷く振られたヒーローと政略結婚してしまうお話。
あれだけ冷たくしておいて！そうだ円満な夫婦と思わせておいて、折を見て冷たくしてみよう！と閃くのが好き。そのまま本当に冷たくして、もっと拗れたのも見たいな〜とか思ってしまいました。
お兄様が好き。めちゃくちゃいいキャラしてました。

2023/05/26

守るために遠ざけられて……　それで黙っていられない子爵令嬢。
初恋相手の兄の友人に告白したところが、「親友の妹以上には想えない」と冷たくふられる。

スパダリ系の伯爵次男が次期党首になるために力をつけていく話。

2023/05/13

お兄ちゃん、意外に有能だった。
一番驚いたのはそこだったかもしれない。

あれだけ気のある様子を見せておいて、いざ告白すると完膚なきまでに振ってきたフェリクス。
かといって政略結婚で結婚してみると溺愛してくるのだから、そりゃリュシーの混乱は十分察せられる。
まあ、あそこで振らなくてはいけない何かしらの理由があったことも察せられるので、多少フェリクスに同情の余地もあるにはあるのだが。
だが、誤解が解けないうちから体だけは先にものにしてしまうのは、どうかと思ったぞ。
レーベル的に致し方ないけども。
何の心の整理もつかないまま初夜だけは越えちゃうし、何度も何度も体を重ねちゃうし、リュシー流されてないかと心配してしまった。

折角和解できたかと思ったところに、またしても上げた好感度をがくんっと下げる出来事もあって、随分振り回されたリュシー。
全ては結局不器用なフェリクスが悪い気がする。
最初からちゃんと相談なり説明なりしていればよかったのに。
互いに結局相手のことが好きだから、かえって臆病になっていたのかもしれない。
相談・すり合わせ大事。
恋とは思い通りにならないものだなとしみじみ感じた。