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「BTS学」への招待 大学生と考えるBTSシンドローム
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「BTS学」への招待 大学生と考えるBTSシンドローム

北九州市立大学李東俊ゼミナール(編著)

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「BTS学」への招待 大学生と考えるBTSシンドローム

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明石書店
発売年月日 2023/03/10
JAN 9784750355504

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2024/09/14

https://kinoden.kinokuniya.co.jp/seijo/bookdetail/p/KP00079674/

Posted by ブクログ

2024/03/14

Kブックフェスタで買った一冊。何冊かBTS関連の本を読んできたので、あまり新鮮さはなかったが、これほど研究されて、一冊の本になるほど、BTSは世界に大きな影響を与えてきたのだという事実を再確認させられた。 本書が出版されたあとの事だが、2023年9月、メンバーの一人であるジョン・...

Kブックフェスタで買った一冊。何冊かBTS関連の本を読んできたので、あまり新鮮さはなかったが、これほど研究されて、一冊の本になるほど、BTSは世界に大きな影響を与えてきたのだという事実を再確認させられた。 本書が出版されたあとの事だが、2023年9月、メンバーの一人であるジョン・グクのソロ曲「3D」が発表された。アメリカのミュージシャン、ジャック・ハーロウとのコラボ曲である。この曲は、BTSへの信頼を大きく揺らがせた。なぜなら、ジャック・ハーロウのパート部分に、アジア人女性を蔑視する言葉が使われていたからだ。それだけでなく、MVにおけるその部分も明らかに、女性をまるで商品のように並べた映像が使われており、率直に言って嫌悪感を覚える内容だった。 なぜBTSが所属するHYBE社がこの曲をよしとしたのか、ジョン・グクはこの歌詞をどう考えているにかなど、様々な考えが現れどこにも答えがないまま(会社にも抗議のメッセージを送ったが、参考にいたします、という回答が返ってきただけだった)、今に至る。 しかもこのモヤモヤに輪をかけるようにして、RMがweversのライブ配信で、この曲を流しながら自ら歌ったのだ。この曲に特に問題はないという態度を表明したに等しい。 本書は、なぜこれほどまでに、BTSが世界中の人々を魅了し、夢中にさせるのかについて、9つの章から掘り下げられている。 BTSが過去の曲の中で、ミソジニーとされる表現について指摘を受け、真摯に反省したことや、ブラックライブスマターへの運動に寄付金を送ったこと、アジアンヘイトを許さない態度を示したこと、LGBTQの人々へ共感する言葉を発信してきたこと、そして何より「Love yourself」というメッセージを伝え続けてきたことを、客観的な事実とそれらに呼応し起きたファンたちの社会運動などが取り上げられている。 そして、BTSとそのファンダムであるARMYの関係性が、一般のアイドルとそのファンダムとは全く違っていることもBTSの特徴であることについても、言及されている。 私も彼らに魅了され、励まされ、たくさん力をもらってきた。本書に書かれていることに異論はない。しかし、「3D」以降、彼らの実像と本書で言及されているBTSの姿は、だんだん離れていってしまったのではないかという考えを抱いている。最初、そのことがとても残念で、どう考えていいのか、整理がつかなかった。同時に、これまでのBTSが発信してきたメッセージや態度が、本心ではなかったとは思えないし、彼らを嫌いになどなれるはずもなかった。 彼らへの期待はどうしてもある。それがアイドルの宿命とも言える。 でも、そのアイドルとしての姿だけが一人歩きしてしまい、本人たちの実像が置いてきぼりになることも、十分に起こりうることだし、実際にBTSも例外ではないのだろうと思う。 だから、「3D」のようなことが起こったのは、彼らが立派な思想を持った完璧な人間ではなく、当然ながら未熟な面があるということだ。「3D」の曲とそれに対するグクやRMの態度は擁護する余地はなく、傷ついた人もいて、もちろん起きてほしくなかったが、起きたことは変えられない。この曲は全世界に発信されてしまった。 でも、彼らが真摯に音楽を追究し、音楽に純粋であり誠実であることは確かな事実であり、それはこれからも変わらないはずだ。これまで発信してきたメッセージも、その時々の彼らの真実の言葉だったのだから、直接的ではないにしろ、「3D」への彼らなりの答えをいつか示してくれると信じたい。 これは、私がBTSを嫌いになれないから、自分なりの落とし所を苦しまぎれに作り出した答えとも言える。このことでARMYをやめてしまった人もいる。それを否定できない。でも、自分の意に沿わなくなったからと、「はい、さようなら」とする気持ちにはなれない。それくらい、BTSに魅了され、深みにはまってしまった。彼らがそれほど魅力的であり、輝かしいことは、紛れもない事実であることを本書が証明しているのである。BTSが過去の過ちを認め、成長するため努力してきたことも。 執筆した学生たちが、「3D」の問題をどう考えているのか、機会がもしあるのなら聞いてみたい。 哲学的な視点から歌詞やMVを分析している点は、初めて触れることだったので、BTSの楽曲を深めるためにも学んでみたいと思った。 それにしても学校のゼミでBTSの研究ができるなんてうらやましい。

Posted by ブクログ

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