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妾と愛人のフェミニズム 近・現代の一夫一婦の裏面史
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青弓社 |
発売年月日 | 2023/03/27 |
JAN | 9784787235176 |
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妾と愛人のフェミニズム
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商品レビュー
2.9
7件のお客様レビュー
そもそも筆者には、【愛人=不道徳なものである】と言う立場に完全に振り切れているように思える。 愛人やそばのほうにもプライドがあったはずだが、この辺の考察は無い。あまりに一方的な論理展開なように思う。
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タイトルと表紙につられて 思わず手に取ってしまった。 明治から年代順に妾と愛人について 社会的背景や文学から研究したもの。 明治時代には、一時的に妾は法的に認められた立場だった!とか、 愛人の定義が年代によって変化したとか、 懐かしのへえボタンを押したくなる内容もあった。 ...
タイトルと表紙につられて 思わず手に取ってしまった。 明治から年代順に妾と愛人について 社会的背景や文学から研究したもの。 明治時代には、一時的に妾は法的に認められた立場だった!とか、 愛人の定義が年代によって変化したとか、 懐かしのへえボタンを押したくなる内容もあった。 森鴎外、 太宰治、 大物政治家、 林真理子、 新聞や雑誌記事 などから分析していて、 週刊誌を見るような興味は 満たされる。 12年間の妾愛人研究の集大成の本、とのこと。 こういった研究は 役に立つ、たたない、の問題ではないのであろう。 夫婦別姓問題につながるとか、 何か力を持つものであって欲しいと考えるのは欲張りか? やはり、 婚外恋愛や その時代ならではの妾や愛人については 文学の中で触れたい。 研究対象として見てしまうことは 個人的にはつまらないと感じてしまう。
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フェミニズムの分野で「妾」や「愛人」が議論の対象にされてこなかったことに疑問をもった著者が、明治期から2010年代までの「妾」と「愛人」にまつわる「読売新聞」や「週刊文春」の記事分析と文学作品の読解を通して、時代ごとに形作られた社会的イメージの変遷をたどっていく本 まず「妾」と「...
フェミニズムの分野で「妾」や「愛人」が議論の対象にされてこなかったことに疑問をもった著者が、明治期から2010年代までの「妾」と「愛人」にまつわる「読売新聞」や「週刊文春」の記事分析と文学作品の読解を通して、時代ごとに形作られた社会的イメージの変遷をたどっていく本 まず「妾」と「愛人」は明らかに違うものであるということ、「愛人」が否定的なイメージで捉えられるようになったのは戦後のごくごく最近のことであるという事実に驚かされた 夫と妻、そして妾や愛人。その関係性の変遷から現在の婚姻制度につながるロマンティックラブイデオロギーやモノガミーをどう考えていくべきか 妻と愛人を分断する男女の不平等や資本主義など波及するテーマが幅広いことがわかるし、やっぱり婚姻(結婚)は政治性からは逃れられないよな…と思うんであった
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