60代、かろやかに暮らす

岸本葉子(著者)

• 販売会社／発売会社: 中央公論新社
• 発売年月日: 2023/03/08
• JAN: 9784120056383

商品レビュー

2024/02/06

岸本葉子さんの淡々とした暮らし。
だよね～と同感しながら、同じことでもプロのエッセイストが書くものはさすが、と思う。

2023/08/27

岸本葉子は好きなんだけれど、これはそれほどでもなかった。初出を見てみると日経新聞が多いので、そのせいかも。
ちょっと見習ってモノを処分したい。ってすぐには取りかからないけど、気持ちだけでも。

ｐ169
コロナで医療がひっ迫しているときに自分にできることは何かと考えたら、健康を維持すること、と書く。
＊今の私の課題においてできるのは、一周回って健康をできるだけ維持することではないだろうか。具合が悪くなったとき、通報を控えるものではない。病が努力で予防しきれないものであることも、承知している。その上でなお、できる努力はする。

ｐ182
コロナで自宅時間が増えて断捨離が進んだ。食器や親の写真、オタ活グッズなども処分している。
＊「ため込む」の対義語は、手放すではなく「入れ替える」かも。手放すことを伴うが、それが目的ではなく、入れ替えのためのプロセスとして。モノの収納も、時とともに固定化しがちだ。たまには見直し、入れ替えて、新鮮な風を通す。

ｐ209
＊「ほんとうに欲しいものを買えば、欲しいものはなくなる」

2023/08/21

来るべき日に備えて予習の一読。
なるほどそうかーと思える部分もありつつ、でもやっぱりそもそも自分とは暮らしの基盤が違うから同じことはできないよなーと思ったり。
まぁそう遠くない未来のために、こういう考え方もあるのだな、と心に止めておくぐらいはしておこう。