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後宮の忘却妃 輪廻の華は官女となりて返り咲く 富士見L文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/04/14 |
JAN | 9784040748702 |
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後宮の忘却妃
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
生き埋めになるまでをまず丁寧に書いていたので、その悲劇性が増したというか。 読んでるこちらが辛かった。 そんな中、死に戻ったのなら、次こそは公主を助けるのが天命と自分のことは二の次で頑張る玲秋を応援したくなるというもの。 彼女の行動理念はどこまでも公主第一、だったんだけれども。 好意を抱いていたのに生き埋めの命令を出したのかと複雑な思いも感じていた相手、紫釉と再会してからは変わっていく。 何しろ今回の彼はやけに甘やかしてくるから。 あの甘やかし方といい、年齢にそぐわぬ頭の切れっぷりと先読みといい、彼ももしかしてと思ったら、ああやはりかという。 信じたいけれどまた裏切られたら怖い、というすれ違いは途中で解消。 彼もまた時間が戻っていることを知ってからは協力体制に。 後宮の中から外から、歴史を変えるために二人は奔走していく。 互いに互いを傷つけまいと、ときにはすれ違いながら。 途中までは面白かったのだが、急に明かされた死に戻りの件で混乱する羽目に。 複数回の死に戻りは必要だったかなあ? 必要性・必然性を感じなかったので。 惹かれ合う二人の想いがそれだけ深いのだと思わせたかったのか、某将軍の玲秋への執着の理由を見せたかったのか。 それにしては効果は薄く、とってつけた感が否めなかったので、一本に絞った方がよかった気がする。
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