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これからの時代に生き残るための経済学 PHP新書1348
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2023/03/18 |
JAN | 9784569854311 |
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これからの時代に生き残るための経済学
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
発刊は今から2年前(2022)ようでが、タイトルに魅せられてネットで最近購入した本です、著者の倉山氏の本はこれで26冊目になります。 会社員の後半は経済学が必要な文系職種に携わってきたので、大学で習うような難しい経済学ではなく、現在の状況を理解するためにも、この本に書かれている...
発刊は今から2年前(2022)ようでが、タイトルに魅せられてネットで最近購入した本です、著者の倉山氏の本はこれで26冊目になります。 会社員の後半は経済学が必要な文系職種に携わってきたので、大学で習うような難しい経済学ではなく、現在の状況を理解するためにも、この本に書かれていることは役に立つと思いました。今後もこのような本を読んで、現代起きている出来事を理解できるようになっていきたいと思います。 以下は気になったポイントです。 ・エコノミストが最も重視する物差しが、消費者物価指数(CPI)これは主な600の品目の値段を調べて過去の数字と比べてモノの値段が上がっているか下がっているかを割り出す。我が国は、変動が厳しい生鮮食品の価格を除いた「コアCPI」さらに食品とエネルギー価格をを除いた「コアコアCPI」を使っている。普通の国は、食品とエネルギーを除いたものを「コアCPI」と読んでいるので混乱するので注意を要する(p32) ・政府の借金とは、現代日本の場合は、国民からの借金である(p41) ・江戸時代は、元禄繚乱・正徳の治・享保の改革・田沼時代・寛政の改革・大御所時代・天保の改革と続くが、元禄繚乱・田沼時代・大御所時代が長く景気が良い時代であるが、それらの時代が不当に長く認められて、正徳の治と三大改革が異様に持ち上げられ、間違った経済認識の結果である(p57)幕府が総力を挙げて長州1国に敗れる有様である、その背景には大阪商人などが徳川に呆れ返って、まともに協力しなかった(p61)江戸幕府の掲げる理想が間違うこと、旧民主党の如し(p61) ・アダムスミスが最後にたどり着いた結論は、一言でまとめると「政府が民間の邪魔をしない」こと、言い換えれば「民を自由にさせること(p67) ・管理通貨制(貨幣の抽象化:p142)は、国家が滅びないのが前提である、政府や国家があまり信用されていなかった時には金本位制が取られて、金で通貨の保証をしなければならなかったが、管理通貨制でいくらお礼を刷っても構わない、イングレだけが気にしなければならないこと(p133)実際に財務省は、海外に向けては「日本の国債は破綻しない」とHPで発信している(p134) ・世界が金本位制から管理通貨制に完全に移行したのは、1971年アメリカが金とドルの交換を停止した時、各国が変動相場制になった、たかだか50年の歴史である(p142)ガラパゴス経済学が、そこそこ説得力を持つのは、半世紀前までの金本位制時代にはまだ通用していたから、保有する金を基準としてしか通貨が発行できないので、信用創造には限界がある(p142) ・欧米は日本よりも速いペースで借金を増やしていて、2022年3月、アメリカの公的財務残高は30兆ドル(4200兆円)2001年の政府債務を100とした場合、イギリスは6倍以上、アメリカで5倍以上、フランス・カナダも3倍、ドイツで2倍になっている、日本とイタリアは2倍に満たない状況である(p149) ・池田大蔵大臣は、GHQのあらゆる理不尽な要求を呑みながら、1ドル=360円の固定相場制だけは認めてくれるように懇願した、適正為替レートは300円前後だったのを、押し通した。同じ一ドルのものを売って、60円のハンデをもらえれば輸出に有利である。売れば売るほど儲かる仕組みであった(p161) 2024年9月3日読破 2024年9月5日作成
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後半の歴代日銀総裁の評価はあんまりだったけど、前半の経済学とは、新自由主義とはなんぞやのあたりが無知な政治家たちをバッサリしつつ、で面白い!
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ここまでの経済政策を分かりやすくまとめた入門書。 初心者にもとっつきやすい。 経済を知らない政治家と、経済の理想を追求する官僚のせめぎあいが経済政策を産み出す構図は、国民としては理解しておきたいところである。
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