- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 新書
マイ遍路 札所住職が歩いた四国八十八ヶ所 新潮新書987
定価 ¥968
440円 定価より528円(54%)おトク
獲得ポイント4P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
12/22(日)~12/27(金)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2023/03/17 |
JAN | 9784106109874 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
12/22(日)~12/27(金)
- 書籍
- 新書
マイ遍路
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
マイ遍路
¥440
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
四国の八十八の霊場を巡礼するいわゆるお遍路。 その一つである第五十七番礼所栄福寺の住職が 「歩き」で遍路を行った記録です。 お坊さんによる視点で綴られていますので、単 なる道中の記録だけでなく、所々に弘法大師空 海の言葉が引用されて、解説とともに全体に深 みを与えています。 ...
四国の八十八の霊場を巡礼するいわゆるお遍路。 その一つである第五十七番礼所栄福寺の住職が 「歩き」で遍路を行った記録です。 お坊さんによる視点で綴られていますので、単 なる道中の記録だけでなく、所々に弘法大師空 海の言葉が引用されて、解説とともに全体に深 みを与えています。 巡礼の道は世界中にあれど、遍路のように円環 をぐるぐると廻る「回遊型巡礼路」は珍しいと 言われているそうです。 世界でも稀な「お遍路」は、誰もが経験したく なる魅力を持っていると感じる一冊です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の本は10年ほど前に『ボクは坊さん』を読んでいる。 その本は、あまりに軽い内容に、刺さらなかった印象がある。その著者と気づいていれば読んでなかったかも。近所の旅の書店の店主のススメで(「愛媛に行くにあたって、四国巡礼に関するおススメは何か?」と訊いた)、読んでみたもの。 前著は2010年頃の本。それから十数年を経て、著者も成長したか。本書は、比較的、ひっかかることなくすんなり読めた。ま、紀行文は、誰が書いてもそれなりに面白いもの。 前著同様、弘法大師の言葉を時に引用し、現生での行い、心情に照らし、教えを理解し、感じていこうというもの。今を生きることの苦しみや焦りといったものが、歩くという単調な行為のみならず、大師の教えとともに昇華されている感がある。 一般のお遍路ガイドブックのほうが、おそらく最短距離で目的には達するだろうが ― モデルコース、名刹の縁起、旅館情報 etc.の情報のこと ― 今回の読書の目的は、遍路に出かけるための準備ではなかったので、本書くらい、ゆるっと体感的に語られたものが、マッチした。 2019年4月から、2020年12月までの期間、8回に分けて行脚した記録。折しも、コロナ禍が世界的に蔓延していく時期に重なってはいるが、そのことに関して、仏教的な視点での考察が少なかったのは(ないわけではない)、残念な気がする、というか惜しい。 まぁ、お手軽さが著者の持ち味か。
Posted by
数々のお遍路体験記が出版されているが、札所の現住職が実際に歩き遍路をした本は少ないと思う。 これまでに何冊も本を出版されている住職なので、期待通り本書は非常に親しみやすい内容で読み手を選ばない。 随所に空海の文言を引用し、現代語訳、著者の解説が散りばめられているが、難解なもので...
数々のお遍路体験記が出版されているが、札所の現住職が実際に歩き遍路をした本は少ないと思う。 これまでに何冊も本を出版されている住職なので、期待通り本書は非常に親しみやすい内容で読み手を選ばない。 随所に空海の文言を引用し、現代語訳、著者の解説が散りばめられているが、難解なものではない。 一度でも歩き遍路をしたことがある人ならば、本書を読むことで追体験ができるだろう。 各札所の縁起、概要を簡潔にまとめてくれていたのは、読みやすく有り難かった。札所の解説はこちらが求める以上に長文となりやすいので… また、各宿泊施設での印象、料金を明記してくれていたのが、これまでの遍路体験本には無い面白い着眼点だと感じた。 欲を言えば、通しで歩き遍路をして頂きたかったと思う。 連日の長距離移動で疲労困憊の中、逃げずに歩き続ける苦行を乗り越えた先に、著者がどんな境地に到達するのか、出来ればそこを知りたかった。 ただ本書を拝読するに、著者も本心では通しを望んでおられたのではないかと推察する。 最後になったが、区切り打ちとはいえ、多忙を極める四国霊場の住職という身でありながら、歩き遍路を全うされたのは本当に素晴らしいことだと思う。 お疲れ様でした。
Posted by