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鬼と日本人の歴史 ちくまプリマー新書422
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2023/03/09 |
| JAN | 9784480684479 |

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鬼と日本人の歴史
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鬼と日本人の歴史
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
鬼という存在を通じて、日本人の歴史や文化、社会的な偏見を深く掘り下げた一冊です。古代から現代に至るまで、鬼は恐れられ、時には娯楽の対象として親しまれてきましたが、その背後には社会的弱者やマイノリティへの蔑視が潜んでいることが明らかにされています。鬼は、嫉妬や差別の象徴として女性や異なる存在の姿を借りて表現され、戦争時には敵国を指す言葉としても利用されました。著者は、鬼の概念が時代と共に変化し、日本独自の文化として根付いていった過程を詳細に描写しており、参考文献の豊富さからもその研究の深さが伺えます。現代においても、鬼は私たちの心の中に生き続け、社会の鏡としての役割を果たしています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
古代から通史で見る「鬼」。 もともとは中国の鬼と仏教の鬼の観念の輸入だけど、日本の土壌で受容したいものだけを受け入れてアレンジされて、というのがおもしろい。 古代〜中世前期には実在するものとして恐れられ、 実在しないと認識されてからも物語で語られ続け、現代になっても娯楽として楽...
古代から通史で見る「鬼」。 もともとは中国の鬼と仏教の鬼の観念の輸入だけど、日本の土壌で受容したいものだけを受け入れてアレンジされて、というのがおもしろい。 古代〜中世前期には実在するものとして恐れられ、 実在しないと認識されてからも物語で語られ続け、現代になっても娯楽として楽しまれている(「鬼滅の刃」!)。 その一方で、鬼と表現されてきたのは社会的弱者。 嫉妬に苦しむ女性が鬼の姿で表現され、体の形状に異常を持つ子が鬼子と呼ばれ、外国からの漂流者が異国からきた鬼とみなされた。ここから「鬼畜米英」につながるとは。 「おにばばあ」という言葉は使われても「おにじじい」は一般に使われない。に、はっとした。差別と偏見を映す鏡としての鬼。現代とも無縁じゃない。
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日本における鬼の概念の変遷が書かれた本。 今では単なるエンタメキャラでしかないけど、ちょっと前まで、侵略や差別を正当化するためのツールだったことは覚えておいても良いと思う。 太平洋戦争時には桃太郎のプロパガンダ映画が作成されたそう。
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古代の鬼は死霊や病をもたらすものとして実在するものと認識されていた。それが海の向こうから来た自分たちとは姿形が違うもの、奇形で生まれた子供が鬼と見なされるようになる。時代が新しくなるにつれ、鬼は実在するものから物語の中で語られるものへなっていく。 そして、戦争中、鬼は鬼畜米兵と敵...
古代の鬼は死霊や病をもたらすものとして実在するものと認識されていた。それが海の向こうから来た自分たちとは姿形が違うもの、奇形で生まれた子供が鬼と見なされるようになる。時代が新しくなるにつれ、鬼は実在するものから物語の中で語られるものへなっていく。 そして、戦争中、鬼は鬼畜米兵と敵愾心を煽るものになる。 中世の仏教が盛んだった頃、鬼になるのは女性だった。女人の十悪、女性は元からそういった性質があるから、成仏できない、だから南無阿弥陀仏を唱えようって、なんじゃそりゃ。 私たちの中に潜む差別や蔑視が鬼として可視化されてきたんだな、とつくづく思う。 「とりわけ、社会の中のマイノリティを鬼とみなして排除し、排除することを正当化してきた歴史には注目していただきたい」という著者の言葉は心に刻みたいと思う。
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