1,800円以上の注文で送料無料

日本人美術家のパリ1878-1942
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

日本人美術家のパリ1878-1942

和田博文(著者)

追加する に追加する

日本人美術家のパリ1878-1942

定価 ¥5,500

3,520 定価より1,980円(36%)おトク

獲得ポイント32P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2023/02/10
JAN 9784582207293

日本人美術家のパリ1878-1942

¥3,520

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/05/09

まずその分厚さに驚きますが、1878年~1942年(日本で言うところの明治~昭和戦前期、美術史で言うところの印象派が隆盛してからシュルレアリスムの辺りぐらいまで)のパリに主軸を置き、美術修行として留学している日本人の視点を通しての美術界の動向を描いた一冊。 参考資料のベースになっ...

まずその分厚さに驚きますが、1878年~1942年(日本で言うところの明治~昭和戦前期、美術史で言うところの印象派が隆盛してからシュルレアリスムの辺りぐらいまで)のパリに主軸を置き、美術修行として留学している日本人の視点を通しての美術界の動向を描いた一冊。 参考資料のベースになっているのが、日本人が美術雑誌や現地日本語新聞などに書き残した動向・エッセイ等なので、本書を読み進めながら、リアルタイムでの彼らの肌感覚と言いますか、時代感がくみ取れてとても面白かった! 単純に「西洋画の美術史」ではなく、日本人が体験してきた海外留学での苦悩や、「画家」の流行廃り、美術館での展覧会から画商による展示販売へとマーケティングの主戦場が変わっていく流れ、そこに割り込む大恐慌や戦争の影響など、興味深い点がいろいろありました。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品