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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2023/03/02 |
JAN | 9784569854359 |
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商品レビュー
3.6
23件のお客様レビュー
専業主夫と社労士事務所を切り盛りするキャリアウーマン、2人の小さな子供達の物語。 専業主夫は専業主婦よりマイノリティである。 男なのに、働いていない、と言われる。 また、子供をダンナに任せっきりにして、仕事に精を出すキャリアウーマンも、女のくせに、と言われる。 それでも、ひと昔前...
専業主夫と社労士事務所を切り盛りするキャリアウーマン、2人の小さな子供達の物語。 専業主夫は専業主婦よりマイノリティである。 男なのに、働いていない、と言われる。 また、子供をダンナに任せっきりにして、仕事に精を出すキャリアウーマンも、女のくせに、と言われる。 それでも、ひと昔前に比べたら、だいぶ固定観念は薄らいでいるんじゃないかと思う。 男、女、関係なく、仕事に向いている人とそうでない人がいる。 上手い具合に、仕事好きと仕事嫌いが、結びつけば、家族のバランスはいいのじゃなかろうか。 まあ、お互いに仕事嫌いなら、田舎で自給自足に近いことをやっても良いし、お互いが仕事好きなら信頼できる親族に頼っても良いのだ。 多様な生き方が選択できる世の中へ 人類は進歩し続けている!
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社労士事務所を経営しバリバリ働く麻衣子と専業主夫の耀太。 耀太は、5歳と2歳の子どもの育児も担い、家事もするということを納得していたが… 日々の仕事に追われながらも邁進していく麻衣子とただただ家事、育児で社会から離れていく不安や周りの目もあり、妻との会話も減っていく耀太との間に...
社労士事務所を経営しバリバリ働く麻衣子と専業主夫の耀太。 耀太は、5歳と2歳の子どもの育児も担い、家事もするということを納得していたが… 日々の仕事に追われながらも邁進していく麻衣子とただただ家事、育児で社会から離れていく不安や周りの目もあり、妻との会話も減っていく耀太との間にある決定的な出来事が起こり、とうとう二人は離婚することに。 普通とはなにかということを感じてしまう。 夫は稼いで妻は家事・育児が当たり前のことなのか…と。 今の時代は、共働きがほとんどで、それでも家事・育児を分担しているか⁉︎というと、そうではない。 夫は、手伝ってるよと言うが、手伝うじゃないだろうと。そこからして家事・育児は本当は妻がして当然と思っている節がある。 この小説は、まるッと逆なわけだが、立場が変わると見えてくるものも違って、離婚後に気づくこともある。 何が理想で完璧にできるか…はわからない。 だが失敗してからの気づきもある。 しかしながら子育てはしんどいよね。 孫は、可愛いいがずっとは体力もたない。 「私もさすがに、しんどいわ。いつまでも頼れるとは思わんといてほしい」 と言う麻衣子の母の言葉にそうなのだと共感した。 娘の手助けはしたいし、孫に不憫な思いはさせたくないが、ずっとは無理である。 しかし娘に辛い、しんどい思いはさせたくないのである。 そんなことを思いながら一気に読んでいた。
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展開に飽きがなく、テンポよく読み進められます。 男だから女だからという価値観は見直されつつありますが、まだまだ潜在的な意識には残っていると思います。偏見をなくしてフラットなものの見方をしたいですが、それには、それはおかしいんじゃないか、と言ってくれる自分とは異なる視点のパートナー...
展開に飽きがなく、テンポよく読み進められます。 男だから女だからという価値観は見直されつつありますが、まだまだ潜在的な意識には残っていると思います。偏見をなくしてフラットなものの見方をしたいですが、それには、それはおかしいんじゃないか、と言ってくれる自分とは異なる視点のパートナーの存在が欠かせないなと思いました。
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