君の余命が消えぬまに ポプラ文庫ピュアフル

いぬじゅん(著者)

• 販売会社／発売会社: ポプラ社
• 発売年月日: 2023/02/02
• JAN: 9784591176986

商品レビュー

2024/11/09

「余命銀行の新入社員」
都市伝説だと思って。
雇用するリスクを考えると中々見つからないだろうが、生きていくためには無理してでも頑張るしかないもんな。

「大切な友へ」
どうしてもあげたい。
お互いに納得しているのであれば問題ないが、一方的に贈り物をして一生逢えないなんて勝手だと思われるだろ。

「僕の命を君にあげる」
余命ばかり考えてた。
本人が自ら願って始めたのならばともかく、子供のためという断りにくい言葉で他人に頼るのは少し違うだろう。

「いつか、バトンを渡す日に」
会いたくない訳では。
簡単に話して同じ事をしてしまえば、生きる時間は伸びたとしても一人きりになってしまったら意味がないよな。

「壊れた恋の直し方」
真実は綺麗ではない。
忙しくて見えなかった部分はあるかもしれないが、そんな状態で本音を伝えず後出しするのは流石にずるいだろ。

「君が最期のとき」
一度知っているから。
目が覚めて話を聞いてすぐに理解したからこそ、本心を隠したまま楽しい一日を過ごし離れようとしたのだろう。

2024/07/26

んー。なんかしっくりこなかった。余命銀行のシステムもそうだけど、話の展開が急すぎて受け入れ辛かった。命の重みに対して、もう少し深いストーリーが欲しかった。

2024/07/06

伊吹さんの優しさが泣ける…！！
とにかく命って尊いんだよ、誰かのことをこれだけ考えられるのはすごいんだよ、ってことが伝わってきました！！