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学校では教えてくれない生活保護 14歳の世渡り術
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学校では教えてくれない生活保護 14歳の世渡り術

雨宮処凛(著者)

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学校では教えてくれない生活保護 14歳の世渡り術

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2023/01/21
JAN 9784309617473

学校では教えてくれない生活保護

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商品レビュー

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2024/05/29

生活保護を受けられず、亡くなったといったニュースは知っていた。そうしたニュースを見て、心を痛めた気になっていた一方で、これまで生活保護に関する具体的なことを学んだことはなかった。 現状の日本の生活保護の仕組みから、韓国、ドイツでの制度設計。加えて、外国人の貧困問題について現状の説...

生活保護を受けられず、亡くなったといったニュースは知っていた。そうしたニュースを見て、心を痛めた気になっていた一方で、これまで生活保護に関する具体的なことを学んだことはなかった。 現状の日本の生活保護の仕組みから、韓国、ドイツでの制度設計。加えて、外国人の貧困問題について現状の説明をしたあと、困窮者支援団体の活動や現場の声を聞く構成になっている。 生活保護制度の基本と、困窮者する人々の実態の一端を垣間見ることのできる本。とても勉強になる本だった。 最後のコラム。つくろい東京ファンドという支援団体で活動をする佐々木さんは、「僕のミッションは、『誰もがSOSを発信でき、誰もがそのSOSを受け止められる社会を目指す』というものです。そういう社会があったらいいなって思うんですよね」と語る。 貧困に苦しむ人たちを救うためには、本来SOSを発するだけの権利のある人たちと繋がる必要がある。佐々木さんは、そうした人たちが、少しでも生活保護制度を利用しやすくなるような仕組みを考え、実装している。 この本を読んでいて、繰り返し出てきた中で、一番印象に残っているのは、生活保護を利用したがらない困窮者たちの話だった。世の中の生活保護に対するイメージの悪さや、自分でまだ頑張れるという気持ちから、制度利用を拒む人たち。側から見れば、「苦しんでいる人」のはずなのに、自分が生活保護を受けられる人間だと知らなかったという人たち。 こうした人たちが、自分からSOSを発することはないのだと思う。だからこそ、こうした人たちを救えるのは、知識を持った身近な人たちなのだと思う。 身近な人たちのSOSに気が付いて、救いの手を差し伸べられる人間になるため。そして、自分自身が、何かのきっかけで救いを必要としたときのため。そんなときのための知識と知恵を身につけるのに、最良の一冊だったと思う。

Posted by ブクログ

2024/04/11

学校では教えてくれない生活保護 雨宮処凛 河出書房 建前だけで遅れているニホンの福祉政策 上から目線の議員に窓口業務 生活保護受給率の低さが示す悪法と業務 片山さつきや世耕弘成などの暴言 国会議員の次元の低さ やる気にない逃げ腰な政府 遅れているニホンの福祉政策 生活保護を得るハ...

学校では教えてくれない生活保護 雨宮処凛 河出書房 建前だけで遅れているニホンの福祉政策 上から目線の議員に窓口業務 生活保護受給率の低さが示す悪法と業務 片山さつきや世耕弘成などの暴言 国会議員の次元の低さ やる気にない逃げ腰な政府 遅れているニホンの福祉政策 生活保護を得るハードルが高いくせに 支給額が少ない(憲法違反) 難癖を付けて諦めさせる水際作戦 刑務所の方がマシと思わせる偏見の蔓延 複雑な条件付けの申請制度で諦めさせる 韓国の利用しやすい制度 ドイツの積極的で行き届いた行政 ニホンにおける需給者へのバッシング

Posted by ブクログ

2024/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生活保護について知りたかったので、読みたかった本。もっと専門的なのかなと思ったけど、意外といろんな事例が書かれていた。 本を読む前にどんな本なのかが『はじめに』だけを読んである程度わかる。生活保護への誤解を数値を基に紐解いて、まずは『まっさら』な状態で読んでもらいたいのかなと思う。 とにかく、『コロナ』でいろんなことが変わったし、誰でも生活保護を必要とするかもしれない。 未来は今よりもよりよくなってほしいという事が書かれていた。私もそう思う。 だけど……この本は『都会』の話だよね。と思うと悲しくなってしまった。 支援が充実してるのも、生活保護を変える努力をしてるのも『都会に暮らす人の視点』でしかされてない。もちろん、人がたくさんいて貧困者も多いからというのは分かっている。だからこそ、地方での現実とは合致しないと思えてしまう。 もっと公平に『どの自治体でも同じ対応必須』ぐらいにならないかなとは思うけど、その理想は遠いなと思う。日本は広いから。 生活に困ってる人にはこの本を。支援団体の人たちの話がたくさん書いてある。 『生活保障は権利です』という本。

Posted by ブクログ

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