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たらしの城
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2023/01/21 |
JAN | 9784334915094 |
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
非常に面白かったです!第一章から第四章ぐらいまでは小一郎やねね、木曽川殿(竹中半兵衛)が出てきて墨俣の話かと思いながら読み進め城作る猿、吠える猿ぐらいからとても面白くて数日で読み終わりました。墨俣の砦を作るまでに僕が知らない色々なことがあったんだと思いました。この本を読んでやはり...
非常に面白かったです!第一章から第四章ぐらいまでは小一郎やねね、木曽川殿(竹中半兵衛)が出てきて墨俣の話かと思いながら読み進め城作る猿、吠える猿ぐらいからとても面白くて数日で読み終わりました。墨俣の砦を作るまでに僕が知らない色々なことがあったんだと思いました。この本を読んでやはり秀吉はすごいなと思いました。【小5】
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言わずと知れた墨俣一夜城の話。各章のタイトルは「猿」がらみ。そして本のタイトルは「たらしの城」。周りの人を取り込んでいく秀吉が生き生きと描かれている。気になった木曽川殿。あの人でしたか。
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===qte=== たらしの城 佐々木功著 秀吉の一夜城物語、軽快に 2023/3/4付日本経済新聞 朝刊 戦国時代、後に豊臣秀吉の名で天下統一を果たす若き日の木下藤吉郎が、出世の足がかりにしたという「墨俣一夜城」を扱う。目を見張るのは文章の息づかいの軽快さ。まるで著者が高座に上...
===qte=== たらしの城 佐々木功著 秀吉の一夜城物語、軽快に 2023/3/4付日本経済新聞 朝刊 戦国時代、後に豊臣秀吉の名で天下統一を果たす若き日の木下藤吉郎が、出世の足がかりにしたという「墨俣一夜城」を扱う。目を見張るのは文章の息づかいの軽快さ。まるで著者が高座に上がり、文机に本書を置いて揚々と語る講談を聞いているかのように読めてしまう。 桶狭間の戦いで今川義元を討ち取り、次は尾張統一と意気込む織田信長の前に立ちはだかるのは美濃斎藤家。1566年、藤吉郎は信長の命を受け、美濃攻略の拠点として長良川沿いの墨俣に、小屋の周りを柵で囲うとりでを築いたとされる。あまりに有名な出来事だが、歴史研究家の間では「史実でなく創作」との指摘もあり、題材とすることをタブー視する向きもある。 本書はそこに果敢に挑みつつ、武の才のない藤吉郎が知力と努力と天性の「人たらし力」でもって信長からの信を得る姿を活写する。藤吉郎はじめ、妻のねね、実弟の小一郎、城を共に築く蜂須賀小六や前野長康ら各キャラクターの個性をくっきりと浮かび上がらせる人物造形のうまさにも感嘆した。 滝川一益を描いたデビュー作『乱世をゆけ』以降、重厚な筆致が続いたが、近作『天下一のへりくつ者』から軽妙さやユーモアも加わった。際立つキャラを生かしたシリーズものを読んでみたい、そんな期待が膨らむ。(光文社・1980円) ===unqte===
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