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社長たちの映画史 映画に賭けた経営者の攻防と興亡
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本実業出版社 |
発売年月日 | 2023/01/20 |
JAN | 9784534059789 |
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社長たちの映画史
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商品レビュー
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戦前から現代に至る映画産業の観点からの通史。 特に戦後映画が娯楽の花形だった1955年までの時期(第2部)からテレビの普及や娯楽の多様性によって斜陽となる1964年までの時期(第3部)は日本経済の高度成長を背景として読み応えあり。 また松竹、東宝、日活、大映、東映各社の製作方針や...
戦前から現代に至る映画産業の観点からの通史。 特に戦後映画が娯楽の花形だった1955年までの時期(第2部)からテレビの普及や娯楽の多様性によって斜陽となる1964年までの時期(第3部)は日本経済の高度成長を背景として読み応えあり。 また松竹、東宝、日活、大映、東映各社の製作方針や企業経営の考え方が、各社の経営陣の個性や対立協調と共に栄枯盛衰を客観的な動員数や配給網ともに浮かび上がってくる。 また会社間の人材の引き抜きや既存会社の存続保護ののための協定が、自由な映画製作や表現の自由、観客のニーズの把握にとっての功罪と限界を興味深く描く。
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実録!という感じで、筆者の感情的なものを抑えた文体で、淡々と端的でとても読みやすい。くどくない程度に、流れを反復して説明を重ねてあるのも親切。だが!!なかなかの登場人物数。そして特に1部・2部あたりは映画会社がくっついたり離れたり、相当複雑な動きをするので、完全に理解したかと言え...
実録!という感じで、筆者の感情的なものを抑えた文体で、淡々と端的でとても読みやすい。くどくない程度に、流れを反復して説明を重ねてあるのも親切。だが!!なかなかの登場人物数。そして特に1部・2部あたりは映画会社がくっついたり離れたり、相当複雑な動きをするので、完全に理解したかと言えばそうでもない。けれど、章ごとの展開を追うだけでも十分ドラマティックで楽しめる。歌舞伎に始まる同族経営の松竹と、近代的経営の東宝、泥っぽい東映、菊池寛など文芸人を重役に置く大映…と、各社の個性もよくわかる。3部・4部は、「日本人が最も多く映画館へ行った年ー1958年」など1年ごとにまとめられていき、崩壊へのカウントダウンに手に汗握る。そもそも興業的で山師的だった映画界。水の江瀧子と女優さん以外、女性がまったく出てこないギラギラした男社会。キーになる五社協定のことは知ってはいたが、それにより不遇な扱いを受けた俳優さんや作品のあまりの多さ、あまりの理不尽さに驚く。これまで表から見ていた作品が、こんな綱渡りで作られていたのか!交換条件で出演していたんだ!と、知らなかった事情も浮き彫りになって、見方が変わってくる。三船、勝、石原ら独立プロのスターたちの純粋さ、無知さ、映画愛にも胸が痛む。最後に、市川雷蔵ファンとしては、352ページの眠狂四郎が誤字で狂死郎となっていることを申告。
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書籍のボリュームを含めて、中味が濃い。出てくるメンツのキャラクターも濃すぎ。 ここ数年、旧作邦画を見るようになったので、この本読んでも自分の解像度が、以前よりは高くなってそうだったので読み始めました。 戦前からというか、今も残る映画系の企業の創業時の話から、話が進み、エンタメ...
書籍のボリュームを含めて、中味が濃い。出てくるメンツのキャラクターも濃すぎ。 ここ数年、旧作邦画を見るようになったので、この本読んでも自分の解像度が、以前よりは高くなってそうだったので読み始めました。 戦前からというか、今も残る映画系の企業の創業時の話から、話が進み、エンタメの業界だけに限らず、戦後までの近代史の一角が描写されてる感じでした。 自分自身が、知らない事も沢山記述があって、読み応えと満足感が非常に高かった。
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