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東京大田区・弁当屋のすごい経営 扶桑社新書455
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2022/12/22 |
JAN | 9784594093884 |
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東京大田区・弁当屋のすごい経営
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東京大田区・弁当屋のすごい経営
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
初めは全く興味すらなかったお弁当経営 しかし、この会社を経営すると決めてからの 経営方法はすごく面白い。 いかにお客様ファーストで考えるか コスパは重要視するが、質は落とさない。 関西ではあまり馴染みのないお弁当屋さん。 一度食べてみたい。
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東京の蒲田に住んでいたときに、玉子屋のトラックはよく見かけた。弁当屋さんと知っていたが、この本を読んで、すごい弁当屋さんであることを認識した。とりわけ、菅原勇継会長の新しいことを切り開く開拓力と長期的な視点で後継者を育てるということに凄みを感じた。子供の頃に野球をやらせて、チー...
東京の蒲田に住んでいたときに、玉子屋のトラックはよく見かけた。弁当屋さんと知っていたが、この本を読んで、すごい弁当屋さんであることを認識した。とりわけ、菅原勇継会長の新しいことを切り開く開拓力と長期的な視点で後継者を育てるということに凄みを感じた。子供の頃に野球をやらせて、チームプレーを学ばせる。経営者はチームプレーを理解していないとうまくいかないと思う。親から子へ事業継承がスムースに行き、会社が飛躍的に伸びた。会長は「俺はお前を2代目にするために幼いころから仕込んできた」といい、57歳の時に27歳の息子に完全にバトンタッチした。「俺がゼロから作った会社だ、潰しても構わない」と言い切る。素晴らしい。 朝から注文を10時半までに受けて、12時に7万食を送り届けるというシステムに、驚く。朝4時から仕事をするのは、弁当屋では普通なのかもしれないが、昼ごはんの時間にそれだけを届け切るというのがすごい。大田区にある弁当屋さんの徹底した密着型で、東京丸の内などの昼食難民を見抜いての積極果敢な企業攻略。一食500円で、日替わり弁当だけで年商70億円。高い精度の需要予測と独自のシステム構築により、平均廃棄ロス率が0.1%。無駄を徹底排除、仕入れ原価率50%で取り組む。弁当箱はリターナブルでエコに徹する。 社長は、徹底してコミュニケーションを図る。弁当から未来を語る。スタッフに「こころの灯火」を灯すことに力を注ぐ。とにかく信用を基本とする。 本書は、2018年に出版されたが、2018年以降のことが加筆されて、よりこの経営者の真髄が表現される。2020年4月に緊急事態宣言が出され、コロナ禍で在宅勤務となり、売り上げが激減。赤字になった。さらに2020年8月に150人ほどに食中毒事件を起こした。ダブルパンチである。食中毒事件を起こした際の迅で的確な対応。すごい。その中にあっても企業として復調する。2022年10月には黒字化した。玉子屋ガンバレというメッセージがSNSにあふれたという。 成功ばかりでなく、失敗があることによって、よりたくましい企業になっている。 事業に失敗するコツ。旧来の方法が一番良いと信じていること。ひまがないと言って本を読まぬこと。どうにかなると考えていること。良いものは黙っていても売れると安心していること。高い給料は出せないと言って人を安く使うこと。お客様はわがまますぎると考えること。そんなことはできないと改善せぬこと。いやはや。ズバリ、その通りだ。常に前を向いて、進化し続けるしか企業は成り立たない。 #菅原勇一郎 #菅原勇継 #玉子屋
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たまに見る玉子屋の車と弁当のビジネスで数十億を売り上げる仕組みが気になって手に取った本。 メインの語り手は2代目社長。 ただ、創業社長の一貫したポリシーや考えも豊富に入っていて非常に内容は濃いと思います。 人を大事にする、顧客第一に考えるなど『人』が基軸となって、事業全体の意...
たまに見る玉子屋の車と弁当のビジネスで数十億を売り上げる仕組みが気になって手に取った本。 メインの語り手は2代目社長。 ただ、創業社長の一貫したポリシーや考えも豊富に入っていて非常に内容は濃いと思います。 人を大事にする、顧客第一に考えるなど『人』が基軸となって、事業全体の意思決定や仕組みが構築されているところがこの本の根幹かなと感じた。 今対峙している人が幸せになるために、何をして何をしないのか、その判断がしっかりされたビジネスでのしあがってきた。 一方で、新書版で会社経営が厳しくなったコロナ&食中毒の出来事。世の中が変わり、急速に変化しなければならないことも出てきた。 今後の会社の歩みが気になるので、また何年後かに書籍を出して欲しいです。
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