言い返せない人の聴き方・伝え方 3ステップで職場の理不尽から自分を守る

船見敏子(著者)

• 販売会社／発売会社: 日本能率協会マネジメントセンター
• 発売年月日: 2022/12/18
• JAN: 9784800590626

商品レビュー

2024/06/09

うなずきやあいづちを意図的に行う
伝え返し、要約で言葉を返していくこと
→話が展開し、相手の言い分を深く理解することにつながる
理想的な未来をイメージする言葉→自分も伝えやすく、言われた側も嫌な気持ちにはならない
相手に提案→ほめでサンドイッチ
語尾をはっきり言う
相手を尊重しながら提案を伝える
指摘や注意→成長を促すためにするもの
本音を話してくれたら、話してくれてありがとう
私は何を期待していたのだろう
疲労の蓄積→しっかり寝る
心と体の充電、心から楽しめる趣味を見つける

いつも相手のペースで話が進む、結局押されてしまう、提案、指摘はなかなかできない、いわゆるイエスマン、優しすぎる人になってしまっている。誰からも嫌われたくないがゆえ、自分の意見や思いが通らず、自分を大切にできていなかったと反省。相手を理解して、尊重しながら言いにくいことを言う、自分も伝えやすい内容なら言えるのではないか、指摘も相手の成長のためなら言えるのではないか、いろんなハードルを下げて自分のこころの健康度を高めたい。とても刺さる内容だった。

2024/02/03

著書の経歴がすごいので実体験に沿ったノウハウをもっといれてくれればよかったなーと思った。
自分の悩む状況に当てはまるところがあればなるほど！となるが、そうでないと一般的なアドバイスに感じる部分もあった。

2023/06/15

仕事をするということは、そこに相手がいるということ。人間関係が発生し、悩みが生まれる。解決するためにはどうしたらいいか。戦わない会話術について色々な方法を教えてくれます。

1.言われっぱなしにならない聴き方を身につける
・相手がどんな意図で、何を伝えようとしているのかなるべく正確に理解すること。
・挨拶をすること
・ゴールデンポジション（90〜120度）で向き合う
・聴く型を身につける（相手の方を向き笑顔を作る）
・うなづき、あいづちでリズムを作る
・伝え返しで、相手の意図を正確に理解する
・要約で頭の中を整理する
・勝手な思い込みを防ぎ、ストレスを軽減する

2.今の問題を未来の理想像に変える
・自分はどうしたいか？主体的に考える
・問題そのものを解決するというよりも、問題が解決した未来をイメージし、実現させる方法を考え実行する、解決志向を取り入れることで原因を解消せずとも問題を解決できる。
・今日から出来ることは何か考える。簡単に出来る、実現可能、具体的、肯定型で。

3.未来形の言葉で提案を伝える

いかに相手の立場に立つか、相手の状況や感情を想像するか。人間関係はそこに尽きると言っても過言ではない。