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炎の爪痕 創元推理文庫

アン・クリーヴス(著者), 玉木亨(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2022/12/19
JAN 9784488245122

炎の爪痕

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商品レビュー

4.2

9件のお客様レビュー

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2024/04/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

ジミーペレスのシリーズ最終話。何はともあれジミーペレスがようやく幸せになれそうで良かった(子どもが出来たとウィローから聞かされた時の、ジミーの態度は酷かったけど!)。事件の方は犯人も含めて、後味が悪かった。追い詰められた子どもたちと無関心の親、虐待の連鎖。子どもが関わる犯罪はとても悲しい。

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2024/03/19

ここ数ヶ月かけて読み続けていたシェトランドシリーズがとうとう完結。 最初の頃に抱いていたシェトランドのイメージは のどかな風景、自然に囲まれた素朴な人々、だったけど、読み終えた今は、 プライバシーゼロ、噂話にあふれた知り合いだらけの場所、というふうに変わった。 シリーズを通し...

ここ数ヶ月かけて読み続けていたシェトランドシリーズがとうとう完結。 最初の頃に抱いていたシェトランドのイメージは のどかな風景、自然に囲まれた素朴な人々、だったけど、読み終えた今は、 プライバシーゼロ、噂話にあふれた知り合いだらけの場所、というふうに変わった。 シリーズを通して描かれたのはやっぱり家族。 ただただ幸せなだけではない、複雑で、変化しやすく、離れ難い関係を、様々な家族を通して繰り返し繰り返し見せられて来た作品だった。 今回の殺人事件の結末は辛いものだったけど、 メインキャラクターたちのラストは明るい兆しの見えるもので良かった良かった。 いや、でも、ペレスに関しては わたしとしては「うーーーん」でしたけどね!

Posted by ブクログ

2023/09/07

2007年発行の「大鴉の啼く冬」に始まった「シェトランド四重奏(カルテット)」から続いた「ペレス警部シリーズ」、こちらも4作目で完結です。 英国最北端(つまりスコットランド最北端)のシェトランド諸島。 荒涼とした景色が美しいが、冬は厳しく、開発もされているが、新しく住む人はそう...

2007年発行の「大鴉の啼く冬」に始まった「シェトランド四重奏(カルテット)」から続いた「ペレス警部シリーズ」、こちらも4作目で完結です。 英国最北端(つまりスコットランド最北端)のシェトランド諸島。 荒涼とした景色が美しいが、冬は厳しく、開発もされているが、新しく住む人はそう多くはない。 イングランドから越してきた一家の納屋で、前の住人が首を吊ってしまった。 それ以来、何者かが敷地に侵入して、謎めいた書きつけを残していく。 さらに、近所のお邸で子守りをしている若い女性エマが遺体で発見された。こちらは自殺とは思い難い‥ 子守と言っても子供二人はかなり大きく、エマは色々な役割をしていたらしい。綺麗だが一風変わった娘だった。 ジミー・ペレスは漂着したスペイン人の子孫で黒髪、見た目は地元民からは浮いているが、よく知られている。 もの柔らかで人の話を聞きだすのが上手く、理解力は鋭い。 婚約者フランを喪った悲しみを抱え、忘れ形見の幼い娘を育てている。 今は、島外の上司に当たるさばさばした女性ウィローと、いい関係を築いていたはずが‥ 事件が起きるとインヴァネスからシェトランドにやって来るウィローとは会う機会が少なく、意外なことで亀裂が走る。 事件の重い背景、入り組んだ人間関係と、必死さ、身勝手さ、逃れにくさ。 それとは対照的に、ペレスとウィローのぎこちない衝突と悩みようは若い者のようで(いや若かったらもろにサイテーな感じかもだが)、あのペレスが盲点を突かれて、というところが初心な恋めいている。 そう悪い方向へ運ぶわけがないでしょう(笑) 作者はベテラン作家であり、自分もシェトランドに移住した人。 緻密な作風で、特異な状況もささやかな喜びもありありと描き出す、その力には脱帽です。 シリーズは完結しましたが、他も翻訳が始まっているので、楽しみです。

Posted by ブクログ

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