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超常気象 異形コレクション 54 光文社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2022/12/13 |
| JAN | 9784334794583 |

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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
いつか 優しい首が…… 久しぶりにかなり重い話を読んだ。 業雨の降る街 おもしろかった 金魚姫の物語 斜線堂さんはいつも痛い! 心も身体も。 堕天児すくい 異形で泣くとおもわなかった! 地獄の長い午後 趣向変わってファンタジー!
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昨今定番化したらしい異形コレクションのQ-TA氏の装丁だと、「蠱惑の本」が面白可愛くて好きなんですけど(あと「狩りの季節」もオシャレで好き)、これは不気味可愛くて好きですね。 不気味ではあるけど、ギリギリ可愛いのが勝ってる、みたいな。 コウモリの赤ちゃんゆえにひっくり返ってるおさ...
昨今定番化したらしい異形コレクションのQ-TA氏の装丁だと、「蠱惑の本」が面白可愛くて好きなんですけど(あと「狩りの季節」もオシャレで好き)、これは不気味可愛くて好きですね。 不気味ではあるけど、ギリギリ可愛いのが勝ってる、みたいな。 コウモリの赤ちゃんゆえにひっくり返ってるおさげ三つ編みがいいよね、三つ編みが。 大島清昭「星の降る村」 オチも、あ〜なるほど…のどんでん返しも唸らされた。 血の雨が降る、はよく聞くしちゃんと怖いんだけど、肉が降るになったら本当に心底怖くなるんだな…………。 篠たまき「とこしえの雨」 篠たまき先生といえば「人喰観音」みたいなエログロキモ怖い男と女だけにとどまらない、歪んだ愛の絡まった不思議なおはなし…ってのが真骨頂だと思ってるんですけど、これはもうそこの部分どストレートど直球だった……。めちゃ好きだ……。 本当の意味で複雑に絡まり合ったエロスとグロテスク…、美しい死にかけの男の啜られた内臓に惹かれた少年と、彼に生まれたときから番いたかったと恋い慕う水蜘蛛の娘……。繰り返す繁殖と運命…。 マジで好み過ぎて気絶するかと思った。 宮澤伊織「件の天気予報」 ラストだけ尻切れトンボで残念だったけど、アイディア自体はめっちゃ面白かったな〜。 スマホとか使われるのとか、軽いテンションのまま女の子キャラ2人しか出てこないかる~い百合テイストとか、現代のホラーノベルスだな〜。 澤村伊智「赤い霧」 言わずもがな「ミスト」を彷彿とさせますが、これはああいう人間の悲しい集団心理ではなく、個々人の嫌な、嫌過ぎる本心を暴き出す恐ろしい霧であった。 澤村先生はどうしてこんなにも人間の嫌~~~~~~~な部分を切り取って描写してねじ込むのが上手いのか……???? ウワッ…近寄らんとこ…ってのも、マジで嫌悪感MAXで〇んじまえよ…ってのも、でもこれギリギリ自分だってありえるんだよな……(自己嫌悪)(自己嫌悪)(自己嫌悪)…みたいなのまで……。凄い………。 斜線堂有紀「『金魚姫の物語』」 何度読んでも怖…ッ、となる。 トンデモ奇病??災害??の発想が毎回すごい斜線堂先生ですが、ここまで残酷で恐ろしいのはなかなかない気がする。 怖いなあ……。そして、嫌だなあ……。 坂入慎一「三種の低気圧」 SSが3本入っていて、まとめて寄稿。 うーん、これも凄い…。申し訳ないけどスカッとしてしまう「雷」の私の話と、欲しい””誰か””の骨を降らせる私の話と、怨念が「台風」となって現れる世界になった世界で、愛し合う男女は…という話。 マジでどれも凄い。歪んだ天気図みたいなのは結局人間の欲望なんだな…と私達に教えてくれる。
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異形コレクションシリーズ54冊目。 テーマは「超常気象」 大島清昭さん、篠たまきさん、と好みの作家さんが初登場していて嬉しい。 収録作はバラエティに富んでいて面白い。 印象的なのは「件の天気予報」「豪雨の降る街」「赤い霧」、不気味なのは「怪雨は三度降る」かな。
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