恩讐 隠密鑑定秘禄 二 徳間文庫

上田秀人(著者)

• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2022/12/08
• JAN: 9784198948078

商品レビュー

2025/03/04

先日読んで面白かったので､シリーズ　2を読み始めた。

坂岡真氏の「鬼役」も､面白かったけど､この主人公は､地位が､低く忍びの者と同様に カツカツの生活。

降って湧いたみたいに､調査役に抜擢されるけど､給料は､僅か。
それでいて､命をかけないといけない任務。
「正」であっても､上から、「否」と言われたら、首を差し出さなければいけない。

関西生まれなので、伊賀の忍者屋敷にも行ったが､「伊賀」と「甲賀」のこの二大忍が主流であり､北条氏の「風魔」､上杉の「軒猿」､真田の「戸隠」位しか､時代小説でてこない。
伊達の黒はばき、薩摩の捨てかまり。などもあるのだと……

それも､仕事内容も違っているだろうし､平穏な時代になれば､禄にありつけない。

さてさて､第一話から､お城の抜け穴を見つけて､これから､どうなる?と思っていたのだけど､…

まだまだ､抜け穴の問題と､家斉の指示に､活躍は､お預けのような感じの第二話 だった。

2023/07/23

いつもの如く、嫌な奴に囲まれる主人公。家斉に幸運にも大抜擢された大伍が期待にどこまで応えられるのか。もしや聡四郎シリーズの別バージョン？大名の評価本に興味津々なのだけれど、話が横道にずれてしまっていきそうなのが心配

2023/04/18

家基の死で将軍家治は絶望を味わった
御政道を止めまいと意次は独り政務に
奔走したが、それは将軍の意に沿った
事ではなかった、、、側近としてただ
傍に寄り添えば良い時を逃した意次は
将軍の死に臨んで傍に呼ばれず失脚と
なった・・・という前提で本作は進む
定信へ宣戦布告をする意次
『若さまの仇を討つところ」を亡き公
方に見せてくれようと！(´･ω･｀)