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次こそ成功させる転職マニュアル 30代・40代からでも、正社員になれる! アラフォー女性のための
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | つた書房/創英社 |
発売年月日 | 2022/11/28 |
JAN | 9784905084617 |
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
最近の転職市場や動向がどうなっているのか知りたくて手に取りました。 この本は実際に転職を考えている人には強い味方になるだろうなと思います。 「アラフォー女性のための」とタイトルがついています。(全体にピンクっぽいカラーです) ですが、初めて転職を考える人にも参考になると思います...
最近の転職市場や動向がどうなっているのか知りたくて手に取りました。 この本は実際に転職を考えている人には強い味方になるだろうなと思います。 「アラフォー女性のための」とタイトルがついています。(全体にピンクっぽいカラーです) ですが、初めて転職を考える人にも参考になると思います。 転職サイトの使い方やどのタイミングから活動すればいいか、 どんな業界を目指すかなど手取り足取り教えてくれます。 5章以降は、自分自身のキャリアや働き方の見直しにもつながる内容です。 最初から全部読むのもよいし、 必要なところだけを辞書のように読むことも可能です。 転職を考えている友人に紹介しようと思います。
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30代40代の非正規女性を主な対象とした転職のマニュアル本である。本書はターゲットを30代40代の非正規女性と明確に絞っている。これは多くの人に読んでもらおうという出版のマーケティングにとって一見すると不利である。しかし、転職のマニュアル本が多数存在する中で有益な書籍を探すとなる...
30代40代の非正規女性を主な対象とした転職のマニュアル本である。本書はターゲットを30代40代の非正規女性と明確に絞っている。これは多くの人に読んでもらおうという出版のマーケティングにとって一見すると不利である。しかし、転職のマニュアル本が多数存在する中で有益な書籍を探すとなると本書のようにターゲットを絞ったものが役に立つ。 本書はターゲットを絞っているため、ピンポイントのアドバイスになっている。ターゲットを限定し、具体的に考え抜かれたアドバイスであるため、ターゲットに外れる人々の転職活動にも有益な内容が含まれている。著者はIT企業に就職後に転職エージェントに転職した。IT企業から転職エージェントという経歴は興味深い。IT企業の経験があるため、IT企業に転職する人やIT企業から転職したい人の気持ちで考えることができるだろう。 転職には幾つかのパターンがある。転職エージェント経由や自己応募がある。それぞれメリット・デメリットがあり、向き不向きがある。著者は転職エージェントであり、転職エージェントの利用を推奨したい立場であるが、自己応募のメリットも書いている。これは公正な姿勢である。 本書は退職の進め方や転職後の勤務姿勢についても書いている。転職エージェントは転職を決めることが成果である。このため、転職が決まった後のことは「後は野となれ山となれ」で無関心という悪質なエージェントも存在する。しかし、そのような悪質な転職エージェントが増えるならば採用先は転職エージェント経由の転職紹介を警戒することになり、転職エージェントにとって自分の首を絞めることになる。転職が決まった後のことを書籍でフォローする姿勢は好感が持てる。 勤務先に退職を伝える際は相談ではなく、報告とすることを推奨する。本書は退職するという以上の事実を伝えることも慎重である。「転職先の会社名を聞かれる場合もありますが、トラブルを避けるためには、入社するまでは転職先の会社名をふせておくのが安全です」(222頁)。 日本には対面してコミュニケーションすることは良いことというナイーブな発想がある。それを大義名分として延々と面談を繰り返し、退職を事実上妨害することが行われている。人事部と従業員のような関係では本当の意味での自由闊達なコミュニケーションにはならず、従業員側に負担になるだけである。世の中には退職時に勤務先との接点を避ける退職代行というサービスまで存在する。「じっくりと話し合いましょう」という類の奇麗事を書かない本書は実践的である。 本書は引継ぎをしっかり行うことを求める。「後任の人がミスなく、1人で仕事ができるところまでがあなたの仕事です」とする(222頁)。これは言葉通りに理解すると厳しい要求である。後任の人が独力で仕事ができるようになるかは後任次第の面がある。そこまで退職者が責任を負わなければならないとなると退職者の努力では解決できない話になる。 しかし、本書は相手次第の不可能事を要求するものではない。本書が述べる引継ぎ作業は、業務を引き継ぐポイントを漏れなくまとめること、ルーチン業務以外のイレギュラーな仕事や半年・一年に一回の仕事も伝えることである(223頁)。全て引き継がせる側が独力で行えることである。伝えたことを理解し、実践することは引き継ぐ側の作業になる。 引継ぎをイベントのように扱うからハードルが上がる。普段から業務内容や手順を文書化すれば引継ぎに際して特別に大きな作業が発生することはなくなる。そのような文書を作成し、メンテナンスしておくことは自分の業務を見える化し、普段の業務遂行の効率化にもなる。転職活動でも自分が携わってきた業務を説明することは求められるため、有益な作業になる。
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