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英国クリスマス幽霊譚傑作集 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2022/11/30 |
| JAN | 9784488584061 |
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英国クリスマス幽霊譚傑作集
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
冒頭のディケンズはこういうのも書いてるんだなぁと思った幻想怪奇小説。 クリスマスツリーの描写が凄く細かくて素敵でほの怖い。 友人との約束で先に死んだ方がもう一人の元に姿を現すというのは、デカメロンにも類似の話があったのでふふっと。 ・わが兄の幽霊譚 泊まった宿でセントバーナードが寄ってきたシーンが好き。 ・海岸屋敷のクリスマス・イヴ メアリさんの『自分としては、男と一緒になるならば、身の危険を感じることなく、その生き方を理解できる相手を選びたいのだ』が切実すぎて…。 ・残酷な冗談 あんまりですわぁ…。 ・本物と偽物 ケイトとの会話がほのぼのして小粋だったのになぁ。 というか、別に自分に襲いかかってくるわけではない幽霊でも、ショック死するほど怖いもの…? まぁ幽霊と言うだけで、何かしらこの世に未練があって漂ってるんだろうけども。 ・青い部屋 メロドラマ入りの怪奇小説きたー! なんかいいね。ほっとする。
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これこれ! 怪談はこうでなくっちゃという見本のような一冊。と言ってもまだ読み始めたばかりだけれどね。 ヴィクトリア朝怪談というだけで手にして幸せな一冊。
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英国では定番のクリスマス怪談。寒い時期にさらにぞくっとする物語です。どちらかといえばどれもひそやかな恐怖を描いた作品ですが、それでも怖いものは怖い。 お気に入りはセオ・ギフト「メルローズ・スクエア二番地」。オーソドックスな幽霊屋敷もので、しかしもともとの因縁の正体がいったい何だっ...
英国では定番のクリスマス怪談。寒い時期にさらにぞくっとする物語です。どちらかといえばどれもひそやかな恐怖を描いた作品ですが、それでも怖いものは怖い。 お気に入りはセオ・ギフト「メルローズ・スクエア二番地」。オーソドックスな幽霊屋敷もので、しかしもともとの因縁の正体がいったい何だったのか、どのような出来事があったのか、がはっきり明かされないところがなお怖い作品。フランク・クーパー「幽霊廃船のクリスマス・イヴ」も怖いし、嫌な作品でした。じわじわ来る感じ、そしてじっとりと湿って冷たい恐怖を感じさせられます。 J・H・リデル夫人「胡桃邸の幽霊」はジェントル・ゴーストストーリーといえるかも。ほっとさせられる読み心地です。
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