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英国クリスマス幽霊譚傑作集 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2022/11/30 |
JAN | 9784488584061 |
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英国クリスマス幽霊譚傑作集
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
これこれ! 怪談はこうでなくっちゃという見本のような一冊。と言ってもまだ読み始めたばかりだけれどね。 ヴィクトリア朝怪談というだけで手にして幸せな一冊。
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英国では定番のクリスマス怪談。寒い時期にさらにぞくっとする物語です。どちらかといえばどれもひそやかな恐怖を描いた作品ですが、それでも怖いものは怖い。 お気に入りはセオ・ギフト「メルローズ・スクエア二番地」。オーソドックスな幽霊屋敷もので、しかしもともとの因縁の正体がいったい何だっ...
英国では定番のクリスマス怪談。寒い時期にさらにぞくっとする物語です。どちらかといえばどれもひそやかな恐怖を描いた作品ですが、それでも怖いものは怖い。 お気に入りはセオ・ギフト「メルローズ・スクエア二番地」。オーソドックスな幽霊屋敷もので、しかしもともとの因縁の正体がいったい何だったのか、どのような出来事があったのか、がはっきり明かされないところがなお怖い作品。フランク・クーパー「幽霊廃船のクリスマス・イヴ」も怖いし、嫌な作品でした。じわじわ来る感じ、そしてじっとりと湿って冷たい恐怖を感じさせられます。 J・H・リデル夫人「胡桃邸の幽霊」はジェントル・ゴーストストーリーといえるかも。ほっとさせられる読み心地です。
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年末にかなり面白いゴーストストーリーに出会えた…! (クリスマスには間に合わなかったが) 心霊スポット・事故物件が持て囃される幽霊の国・イギリスらしい味わいのある怪談ばかり。 名物の古い屋敷に染み付いた幽霊譚はもちろん、異色の廃船での心霊談、美しい風景描写が際立つヨーロッパアルプ...
年末にかなり面白いゴーストストーリーに出会えた…! (クリスマスには間に合わなかったが) 心霊スポット・事故物件が持て囃される幽霊の国・イギリスらしい味わいのある怪談ばかり。 名物の古い屋敷に染み付いた幽霊譚はもちろん、異色の廃船での心霊談、美しい風景描写が際立つヨーロッパアルプス版山の怪談、年の瀬の薄暗さのある幻想文学…と、違った風味の、ほどよい長さの作品でまとめられて、違った雰囲気を味わいながらサクサク読める。 あいだにある「胡桃邸の幽霊」は箸休めにとても良い一編。 「青い部屋」の面々はキャラが立っており、このメンバーでの別な話も読んでみたい気持ちになる。 クリスマス・年末には、キリスト教より古いケルトなどの世界観では妖精や異界の住人が顔を覗かせるという。 キリストや聖人の誕生日や祝日も、元はこれら古い信仰の影響を受けているとか。 それを思えば、「クリスマス・キャロル」含め、この時期に幽霊が顔を出して、こちらがそれらを出迎えるのもなんとなくわかる気がする。
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