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これはちゃうか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2022/11/24 |
JAN | 9784309030814 |
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商品レビュー
3.6
20件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
5/20 東京行き電車の中で 評価とかはできないけど、私は、了見の餅が1番好きでした。 全部想像できたのと、加納さんやったんかな?とか思ったり、主人公が可愛くて可愛かった! 映像系の学校通ってたから、宵もすごく浮かんだけど、映像作ってた時の自分はすごく好きじゃないからちょっと嫌な気した。 自分の思い通り作れない、人に作品を評価される恐怖、粗雑さが見えて見えて、そこから目を逸らした過去。いやだね〜
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以前からエッセイも小説も面白いと評判の加納さん。 文芸誌への寄稿も多く、業界関係者からの評価が高いことも伺える。 ずっと読みたいと気になっていたら、まさかの『本ノじかん』にゲストで来てくれることになり、手に取った。 ————あらすじ(公式より)————— Aマッソ加納、初の小説集! 終わりのないおしゃべり、奇想天外な町、日常から一歩はみ出したホラー、変化球のハートウォーミング。時代の最前線で笑いをつくる著者が多彩に編み出した全6篇の陽気な作品集。 そこには“意味”も“救い”も“共感”も、あるのやらないのやら——。 「元気なときに余力で、クッキーこぼしながら読んでくれたら嬉しいです」——加納愛子 人間をシビアに見つめてよく知っているのに、底のところがぬくいままで、ずるい。(高瀬隼子) その才能の可視化! お世話になったはずなのに、忘れてたな。 『これはちゃうか』は紙媒体だ。そういうことか。(ハマ・オカモト OKAMOTO‘S) <収録作品> 「了見の餅」同じアパートに住む友人が元気ないっぽい 「イトコ」イトコという存在の不思議についてバズり記事書きたい 「最終日」美術展の最終日に駆け込んでマウントとってくる奴 「宵」映画研究会の言い伝え、〆切間近になると現れる怪奇 「ファシマーラの女」駅がいっぱい生えてくる変な町で 「カーテンの頃」失った両親の友人“にしもん”と二人暮らし —————感想————— 「了見の餅」 同じアパートに住む友人が元気ないっぽい いきなりすごい小説を、純文学を読んだ。普通の短編集なら、これを一作品目には持ってこないと思う。度胸がある。 餅を茹でながら、ああでもない、こうでもないと階下に住む友人の家に行く理由を考える主人公。「こう喋ったら、こう返してくると思うから、それに対してなんと言おう」と奥の奥の奥の思考まで考えるクセのある主人公。バラエティのスタジオ収録にのぞむ芸人もこんな気持ちだ。 「イトコ」 webライターの主人公は“イトコ”という存在の不思議についてバズり記事書きたい。極論や曲解も多いが、なぜか納得させられる主人公の見解を面白く読んだ。 「最終日」 美術展の最終日に駆け込んでマウントとってくる奴について。自分も最終日マニア。最終日は普段の展示には見られない光景が見られるという。そこに注目して小説を書き上げるのがすごい。 「宵」 めちゃくちゃ面白い。主人公の所属する映画研究会には言い伝えがあり、それは〆切間近になるとデータが消えるというもの。その怪奇に翻弄される主人公。撮影が大変だった夕暮れのシーンを探し回り、なんとか締め切りの延長を希望する様子はなぜか身に覚えがあった。 「ファシマーラの女」 駅がいっぱい生えてくる変な町での話。主人公の女性がこの町で生きていくことを選んだ理由が、同僚の女性との関係性から浮かび上がる。面白い。 「カーテンの頃」 両親を失った主人公は、両親の友人であり結婚の仲人を務めた、“にしもん”と二人暮らしをすることに。にしもんのキャラクターがまず最高。ぶっきらぼうで不器用な関西弁の男は年頃の主人公に何も気を使うことなく暮らしている。繊細な主人公はそれに嫌気がさしながらも、毎日をしっかり生きていくことに心を打たれた。ラストシーンも最高だった。
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小説としてはとてもおもしろいんですが、書き言葉の大阪弁がどうもスッと入ってこない、、 加納さんはモノを擬人化するのがクセなのかな?視点が独特でおもしろいです。
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