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新しい階級闘争 大都市エリートから民主主義を守る
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新しい階級闘争 大都市エリートから民主主義を守る

マイケル・リンド(著者), 施光恒(訳者), 寺下滝郎(訳者), 中野剛志

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新しい階級闘争 大都市エリートから民主主義を守る

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2022/11/18
JAN 9784492444719

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みんなの感想まとめ
  • 新自由主義
  • 批判
  • 階級闘争
  • 現代社会
  • 民主主義
  • 復活の必要
  • 大都市エリート
  • 対
  • 地元民
  • ポピュリズム

資本家と労働者の古い階級闘争から、大都市エリートと地元民の新しい階級闘争へと移り変わる現代社会の構造を解明する内容です。著者は、新自由主義がもたらした経済格差や労働者の疎外がポピュリズムの根本原因であると指摘し、政治、文化、経済の各領域における労働者の排除がこの現象を引き起こしていると論じます。多くの具体例を通じて、読者は何が問題であるのかを深く理解できるでしょう。また、テクノロジーによる支配が新たな封建制を生み出し、民主主義を脅かす現状も描かれています。著者は、民主的多元主義の復活が不可欠であるとし、グローバル化に対する一定の歯止めが必要だと訴えています。全体を通じて、現代社会の課題に対する鋭い洞察と解決策が提供されており、思考を促す一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/06/25

いかなる国民にも一人一票の参政権を保証するのが民主制だが、自分達と一般大衆は別物だと考えるエリートが、徐々に一般層の権利を保護していた様々なスキームを破壊し、民主制を寡頭制に変質させた。 いつのまにか敗者に追いやられた下層階級は、エリート層からの「『自由』競争なのだから努力して...

いかなる国民にも一人一票の参政権を保証するのが民主制だが、自分達と一般大衆は別物だと考えるエリートが、徐々に一般層の権利を保護していた様々なスキームを破壊し、民主制を寡頭制に変質させた。 いつのまにか敗者に追いやられた下層階級は、エリート層からの「『自由』競争なのだから努力していないお前たちの自己責任」という傲慢で不当な批判に反発し、自分たちの不満を代弁するポピュリストに投票する。 しかしポピュリストは「不満の象徴」に過ぎず、エリートに乗っ取られた体制を元に戻す政治的力量は最初から持っていない。行きつく先は民主制の死であり、対策としては一般大衆層への権力「返還」による政治力の「拮抗」が必要。 本書の研究範囲は欧米のみだが、日本でも当てはまる内容は非常に多い。財務官僚や経団連による消費税、小選挙区制、郵政民営化、派遣自由化、グローバル標準... 小泉・竹中のような国賊がまき散らした自己責任論――自己責任を「投票にすら行かない政治的無関心の結果」だと言われたらそのとおりなのだが、競争のルールを自分たちの有利になるよう変えておいて白々しく「機会は平等」と嘯く厚かましさは腹立たしい――そして祭事と化した選挙。 エリート層への反発がポピュリストへの支持という観点はそのとおりで、おそらくアメリカの有権者も「トランプが失政をするのは十分わかっている。それでもカマラハリスだけは大統領にしたくない」が本音ではなかっただろうか。 サヨクリベラルの「自分たち『だけ』が正義」という、中世ヨーロッパキリスト教皇のような――絶対に誤りを認めない――独善的価値観(道徳)の押し付け、ダブルスタンダードなポリコレ棒――有名な作品の美男美女キャストに文句をつけて不細工を割り込ませるが、お気に入りの男性アイドル集団はただただ容姿を褒める。「障礙(障碍)」を「障がい」と書き直させる言葉狩りには熱心だが、実際に彼らを「自分の手で」介助することはない。「男女」という明らかな区別を消し去って、好きな男性の家庭に入りたいと考える普通の女性をたたく一方、「『自称』心は女性」の変態が女風呂に侵入する権利?!を擁護する。弱者男性唯一の避難所である二次元のキャラに性的搾取の難癖をつけて抹殺しようとする一方、気色悪いBLは野放しにする。――、「多様な」価値観の持ち主――すなわち一般大衆―――に対する上から目線の決めつけ(「ネトウヨは低学歴」や「トランプ支持者は××フォビァ」――相手に伝わるようわかりやすく「××恐怖症」とは絶対に言わず「この程度の言葉は知っていて当然」という傲慢さ――)、大衆から支持されるはずがない。 本書は民主制の本質を「権力の均衡」ととらえており、エリート層と一般大衆のパワーバランスを元にもどすために、様々な中間団体の復活を提言している。しかし、政治を自分事ととらえず、指導者に「任せ」「従い」「うまくいかなかったら批判する」しかしてこなかった日本人には困難かもしれない。 成田悠輔や安野貴博らが考えている「複雑化しすぎた政治的課題に対する『個人』の限界」を前提としたAIを活用した政治モデルに票を入れてみたい。――十分な警戒が必要だが―― 転生した独裁者によるすばらしい政治を夢見るのもよいかもしれないが。

Posted by ブクログ

2024/08/13

分断され、統治される。名著。 つまるところ民主主義の理想形は安定にあるのではなく、常に利害関係者とその代弁者たちが各々の利益の綱を引く、その綱のテンションの中にしか、存在し得ない……か、なんの利益も代弁しない、自我も意識も肉体もない民主主義ルーチン……ってのは結局、哲人政治です...

分断され、統治される。名著。 つまるところ民主主義の理想形は安定にあるのではなく、常に利害関係者とその代弁者たちが各々の利益の綱を引く、その綱のテンションの中にしか、存在し得ない……か、なんの利益も代弁しない、自我も意識も肉体もない民主主義ルーチン……ってのは結局、哲人政治ですな、ガッハッハ。バグで民族浄化されるものの身になってみたまえよチミぃ。

Posted by ブクログ

2024/02/23

例示が多く少し長いが、良著。 何に苛かされているのか、の解像度を上げることができたように思う。 Politically correctness への不快感。 いろんな分析があると、面白かった。

Posted by ブクログ

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