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ファイナルガール・サポート・グループ 竹書房文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 竹書房 |
| 発売年月日 | 2022/11/17 |
| JAN | 9784801933378 |
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ファイナルガール・サポート・グループ
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
あの映画やあの映画で、最後まで生き残った女性、ファイナル・ガールたち。映画が終わっても彼女たちの人生は続く。
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様々なホラー/スラッシャー映画への愛情、小ネタに溢れていて、いきなり急ハンドルをきるような展開……読んでいて楽しかった。物語中盤以降の加速っぷりがたまらなかった。 作者の別作品(吸血鬼ハンターたちの読書会)を読んでおり、そして今作。改めて、この作者は痛みや不快なものだとかそう...
様々なホラー/スラッシャー映画への愛情、小ネタに溢れていて、いきなり急ハンドルをきるような展開……読んでいて楽しかった。物語中盤以降の加速っぷりがたまらなかった。 作者の別作品(吸血鬼ハンターたちの読書会)を読んでおり、そして今作。改めて、この作者は痛みや不快なものだとかそういう“嫌な描写”がうまいなと思った(両作品の翻訳者さんたちも!)。読み手が想像できて「うわっ」となってしまうような。 置かれた状況は全く違い、一つとして経験したことはないものの、自分が同性なのもあってか、ファイナルガール達には不思議な共感を覚えた。特にリネット。もがき続けるあの姿は痛々しく、哀れみを感じたりや滑稽に見えたりもするのだけど、とても力強いなと思った。 ホラー映画は好きでよく観ており、元ネタになっている作品は大体観たことがある。これまで「楽しんで」観ていたわけだけれど、今作を読んで(特にp.444)、ホラー映画を楽しむということについてちょっと立ち止まって考えてみる機会が持てた。(こういうことを書いたり言ったりすると真面目すぎとか何か色々言われたりするかもだけど) ホラー映画における様々な非対称性について。性別、人種、年齢、自身の感覚(現実では嫌だし憎むべき行為なのに、映画は楽しんでしまうというような)。
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久しぶりに読んだ海外小説だからか乗りきれず、ラスト近くまで微妙な評価だった。ラストで☆3に上がる。 タイトルを見てホラー好きならわかると思うが、ファイナルガール=ホラー映画で最後に生き残る女の子の話だ。正確に言うと元ファイナルガールだった現おばさんたちの話である。彼女たちは殺人...
久しぶりに読んだ海外小説だからか乗りきれず、ラスト近くまで微妙な評価だった。ラストで☆3に上がる。 タイトルを見てホラー好きならわかると思うが、ファイナルガール=ホラー映画で最後に生き残る女の子の話だ。正確に言うと元ファイナルガールだった現おばさんたちの話である。彼女たちは殺人鬼を倒した勇者になると同時に救えなかった仲間や恋人への罪悪感に苦しみ、殺人鬼の崇拝者たちからの攻撃に怯え、メディアには有る事無い事書き立てられ、体には文字通り一生癒えない傷が残る。そんな彼女たちは精神科医のキャロル先生のもと、定期的にセラピーに集まる。 その集まりが15年経ち、彼女らの人生も別々の道を進み、もはやセラピーの意義を失い始めていた現在、メンバーの一人エイドリアンが襲われ、命を落とす。ただ一人、これは全員への攻撃の始まりと見なしたリネットだけが声高に避難を呼びかけるが、彼女の行動は空回りし、メンバーからの信頼を失い、孤立していくーー ファイナルガールそれぞれ、実在のスラッシャーホラーシリーズのヒロインがモデルになっていて、知っているほど面白い。が、そんな私が狂喜乱舞するはずの内容にもかかわらず、なんか乗りきれなかったのだ。それはたぶんヒロインのリネットの性格が今ひとつ掴めないというか、感情移入しづらい女性だったからかもしれない。ただ、リネットが今回のイカれた殺人鬼に下した処断はスラッシャー映画とは違うし、面白いと思った。彼女らが何より望むことは、犠牲者たちの名前より、殺人鬼の名は忘れ去られるべきであること。 それは実に正論で、いかに残虐にやられるかを半ば楽しみに見ている(自分のような)ホラー好きにはズキリと胸を刺す指摘でもあった(少し反省)。
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