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年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活 講談社現代新書2684
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/11/17 |
JAN | 9784065299289 |
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年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活
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商品レビュー
2.8
52件のお客様レビュー
私自身、就職氷河期世代なので節約は当たり前という感覚を持っている。 社会人になった頃、一つ上の世代上はバブル世代、管理職は高度経済成長期を生きてきた方々だったので、価値観や常識が大きく異なりフラストレーションが溜まっていたことを思い出しました。 とても苦しい現実も体験してきた...
私自身、就職氷河期世代なので節約は当たり前という感覚を持っている。 社会人になった頃、一つ上の世代上はバブル世代、管理職は高度経済成長期を生きてきた方々だったので、価値観や常識が大きく異なりフラストレーションが溜まっていたことを思い出しました。 とても苦しい現実も体験してきたけれど、だからと言って、お金をたくさん持っている人から税金をたくさんとればいいといような一部の方々の考えにはそれってどうなんだろう?という思いが湧く。もしも自分が富裕層であったらと想像すると、私は日本を飛び出したくなるのではないかと思ったりする。そのようなことで、富裕層といわれる方々への取材を重ねた著書も読んでみたい。 今思うと、若い頃は純粋で、政府の言うことを信じてきた。鵜呑みにするのでなく、自分なりに調べて、考えて、選択していくことが大切だと今は思う。読書の最中にそんな考えが浮かんだ本でした。
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実際に平均年収やそれ以下で暮らす人々に取材し、現状の生活や買っているもの、子供たちへの思いなどを、赤裸々に告白形式で記した書籍。 年収443万円という金額は日本では30年間ほど変わらず、世界から唯一取り残されたようになってしまっている。 「生活者の主張」のようなインタビュー形...
実際に平均年収やそれ以下で暮らす人々に取材し、現状の生活や買っているもの、子供たちへの思いなどを、赤裸々に告白形式で記した書籍。 年収443万円という金額は日本では30年間ほど変わらず、世界から唯一取り残されたようになってしまっている。 「生活者の主張」のようなインタビュー形式は、耳ざわりは良いのだろうが、やもすれば独善的な傾向に陥りかねない。何でもかんでも政治家が悪い、というような他責の考えも見えかくれし、100%納得できる内容ではないと思った。 最後の著者の社会分析はよいと思った。が、、、後味の悪さが残った一冊だった。
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■2005年1月4日号の週刊「エコノミスト」で丹羽伊藤忠商事会長に中間層の崩壊について語ってもらった内容。 「富(所得)の二極分化で中間層が崩壊する。 中間層が強いことで成り立ってきた日本の技術力の良さを失わせ、日本経済に非常に大きな影響を与えることになる。 中間層の没落に...
■2005年1月4日号の週刊「エコノミスト」で丹羽伊藤忠商事会長に中間層の崩壊について語ってもらった内容。 「富(所得)の二極分化で中間層が崩壊する。 中間層が強いことで成り立ってきた日本の技術力の良さを失わせ、日本経済に非常に大きな影響を与えることになる。 中間層の没落により、モノづくりの力がなくなる。 同じ労働者の中で「私は正社員、あなたはフリーター」という序列ができ、貧富の差が拡大しては社会の亀裂が生まれてしまう。 戦後の日本は差別をなくし、平等な社会を築き、強い経済を作り上げたのに、今はその強さを失っている。 雇用や所得の二極分化が教育の崩壊をもたらし、若い人が将来の希望を失う。 そして少子化も加速する。 10〜15年経つと崩壊し始めた社会構造が明確に姿を表す。 その時になって気づいても「too late」だ。 企業はコスト競争力を高め、人件費や社会保障負担を削減するためにフリーターや派遣社員を増やしているが、長い目で見ると日本の企業社会をいびつなものにしてしまう。 非正規社員の増加は消費を弱め産業を弱めていく。 若者が明日どうやってご飯を食べるかという状況にあっては、天下国家は語れない。人のため、社会のため、国のために仕事をしようという人が減っていく。」
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