嵌められた悪役令息の行く末は、 アンダルシュノベルズ

珈琲きの子(著者), 石田惠美(イラスト)

• 販売会社／発売会社: アルファポリス
• 発売年月日: 2022/11/16
• JAN: 9784434311475

商品レビュー

2023/05/01

「悪役」という言葉が全くと言っていいほど似合わないエミール。第二王子の婚約者としてちゃんと役目を果たしていたはずなのに、理不尽な目に合ってしまったのは本当に悲しくなる。シグヴァルトと再会できたのは良かったとは思うけれど、だからあの扱いも必要だったとは言えないくらい酷い状況だったから余計に。辛すぎる経験をしたのに、周りに迷惑をかけたくないと頑張ろうとするエミールには、シグヴァルトくらい甘やかそうとしてくれる人が必要なのかも。すごいけれど中々理解されない力のことも、ちゃんと理解してくれる相手だし。時間はかかったけれど、初恋同士の２人が一緒にいられるようになってよかった。と思わずにはいられなかった。

2023/04/26

うーん。。。中盤までの「悪役令息設定」の部分とか虐げられるシーンは良かったんだけど、それ以外の部分においてはちょっと物足りなかったかなー。
そもそも「悪役令息」部分はほぼなかったし、まあ前提として「お話の中での悪役側の視点」的なとこで言えば、まあそうかもしれないでど、それで言っても悪役令息部分はほぼほぼなくて、救い出されてからの精霊使いとしてシーンが多いし、精霊てゆうても、精霊の登場するシーンも少ないし、てか精霊が出てくる意味よ。。。元婚約者とか国同士の云々とか精霊王とか。。。。なんか色々盛り込みすぎて、てかこれは第1巻なのか？？まだ続くんか？てかこの緩急なしのまま進むんだったらちょっとしんどいしか思えないなーと思うけど。

2022/12/15

皇太子は魔眼というほど魔眼ではなかったな。スパダリなのは間違いないけどね。
エミールは純粋過ぎるほど可愛かった。
何も知らないってこういう事なのかぁ、って感じ。
第二王子や王国のいざこざは、伏線張るならもう少し回収して欲しかった。続編があれば、それに期待かな。
男爵令嬢がどうなったのかも気になる。