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MAMA 完全版 メディアワークス文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/11/24 |
JAN | 9784049146455 |
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MAMA 完全版
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
あらすじ読まず表紙だけだと暗くて怖い感じかなぁ?とか思いながら読んでいたけれど…めちゃくちゃ素敵な愛の物語でした… 封印された人喰いの魔物と魔術の才が落ちこぼれの少女の物語 封印を解かれた魔物は少女と契約を交わし、少女トトはママとなり共依存の始まり トトにホーイチと名付けられ...
あらすじ読まず表紙だけだと暗くて怖い感じかなぁ?とか思いながら読んでいたけれど…めちゃくちゃ素敵な愛の物語でした… 封印された人喰いの魔物と魔術の才が落ちこぼれの少女の物語 封印を解かれた魔物は少女と契約を交わし、少女トトはママとなり共依存の始まり トトにホーイチと名付けられた魔物の人喰いとは思える皮肉屋な姿に少しふふっと思って可愛いなって思ってしまう笑 2人の優しくて強固な共依存 ホーイチはトトのことを名ではなく『キミ』もしくは『ママ』と呼ぶのが印象的 『トト』って名前を呼ぶのは最後の方ぐらいかな?(把握はしてません笑笑) そして少女はいつしか大人になり、2人の関係は変わらぬままに 彼女の世界だけが凄く変わったんだなって 傀儡のようなものだとしても、彼女の特性を活かした仕事をする 大人になり関わる人が増えていき、少しずつ守りたいと傷つけたくないと思っていく変化 ホーイチは分からないなりに心のどこかで理解をしていたんだろうなぁ ここまでの段階だと、個人的には2人が結ばれる結末になるのか!?とか思っていたけれど… そっか、魔物と人間であっても、血縁関係がなくても、契約から始まっていも、やはり2人は親子なんだなーって! MAMAの結末は、2人をギューって抱きしめてあげたくなる 恋愛のような愛ではなくて、親子としての家族の愛の形に愛おしさを感じられた 主従関係でもあるからこその危うさをもきっと愛のひとつだろう MAMAの物語に出てくるティーラン姫 最初は性格の悪い悪役令嬢的なポジションか!?とか思ったけれど、めちゃくちゃ良い子! 言葉や態度は時に冷たいけれど、それは自身を守るためであり武器である彼女なりの生きる術であるのだなって だから幕間の黒い蝶々の姫君も最高であった! そして最後はANDという物語 こちらはホーイチの過去と未来を知ることが出来る ホーイチ…魔物に喰われる前のただの人間の男の子の物語 そして、MAMAの結末の後の物語 本当の親子になったホーイチの今を知ることが出来てとても嬉しい ホーイチにたどり着くまでの別の2人の主人公達、彼らの関係性にも凄く興味深く感じてしまう とりあえず、個人的にはとても好みの作品であったー!
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人喰い2作目、これはね~電車の中で読んだのだけど泣くかと思った。王道プリンセスストーリーでもあり、共依存のお話でもある、この世界にいるどこかの誰かが1度は経験してることを異世界で当たり前みたいに表現されている、ディズニーの物語を読んでいるつもりでもどこか痛くて脆い感覚、個人的にエ...
人喰い2作目、これはね~電車の中で読んだのだけど泣くかと思った。王道プリンセスストーリーでもあり、共依存のお話でもある、この世界にいるどこかの誰かが1度は経験してることを異世界で当たり前みたいに表現されている、ディズニーの物語を読んでいるつもりでもどこか痛くて脆い感覚、個人的にエンドが好み、ミミズクの話もすきだけどこっちのが好き。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初は出会った少女と魔物の恋物語に帰結する物語なのだろうと思っていた。けれど、恋人とか主従とか親子とか、そんな一括りにはできないどこか危うく脆そうな関係性に映っていた彼らが、それぞれで出した答えには腑に落ちるような納得感があった。人はどんなにひとりになろうと思っても、やはり誰かの存在を求めてしまうもので、魔物もまた純粋すぎるほど思い入れになったものに真っ直ぐな存在として描かれているのかなと考えてしまった。タイトルにあるように母と子供を中心に据えた場面が多かったけれど、それだけではなく誰かの思いや心をまた他の誰かが継いでいくというような、継承の物語でもあったのかなと思った。
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